石破首相の続投意思

さて、与党大敗。選挙で負けた総裁のすげ替え、新総裁待望論が持ちあがるのは通例通りだ。だが当の石破首相は、党内で高まる石破有責論に対して「あのような結果を招いたことに対して、心からおわびを申し上げる」と述べながらも、日米関税交渉合意、農業政策、防災分野での実績に触れ「引き続き、この日本国に責任をもってまいります」と続投の意思を堅持している。

それを「権力にすがるのか」と非難する向きも大いにあるようだけれど、自分の采配下で組織に損害が起こった時、トップの責任の取り方は辞任以外にもある。できていないことが多々あり地味さに失望があるのは承知だが、選挙戦法の変化に負けた今回こそまさにそれ(辞任以外の責任の果たし方)が適用されるべきケースである、という確信が、石破首相の据わった三白眼から滲み出ている。