「思ったことは言葉にしたほうがいい」

そんな僕が、いまだに忘れられず、大切にしている言葉があります。10代の頃に、萩本欽一さんに言われました。「思ったことは言葉にしたほうがいいよ」「人にはいろいろなやり方があるけれど、慎吾ちゃんはそうしたほうがいい」と。10歳で事務所に入り、大人の顔色をうかがうことが当たり前だった僕に、思い切って言葉にしていいんだと背中を押してくれたんです。

本当は飲み込めなかったのに、言わずに我慢してしまうことは、かなりマイナスだと思うんです。人と人が関わる以上、どうしたって衝突は起きます。でも、理由さえわかれば、一緒に乗り越えることができるじゃないですか。

ちゃんとぶつかって、それで関係が壊れてしまうほうが、まだ人間味がある。もし壊れてしまったとしても、そこから関係を修復したり、気持ちを立て直したり、それぞれがお互いどうしたらいいかを考えることが大切だと思うんです。

ちなみに……ブログは完全に空想で、本当のことはひとつもない、と銘打って書いている、完全なファンタジーです。Twitterの投稿も、僕の言葉に隠された意味を深読みする方がいますが、謎解きの要素は一切ありません。それだけ、お伝えしておきます。

(構成=おぐらりゅうじ 撮影=小田駿一 スタイリング=細見佳代 ヘアメイク=石崎達也)
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