プロフェッショナルファームへの流れは続きそう

ここまで早期にキャリアを考え始める東大生・京大生の就職活動について、志望企業の動向変化を見てきました。最上位校の学生では、投資銀行やコンサルティングファームなどのプロフェッショナルファームへの就職志望度がここ数年でさらに強まっており、文系職でも専門スキルを求める流れになりつつあります。

また外資系企業の働き方は高いプロフェッショナリズムにあって、年功序列・ジェネラリストという日系企業の人材育成とは対極であり、そこも魅力に映っているようです。いずれにせよ私はこの傾向は不可逆だと考えています。転職市場の流動性の上昇やプロフェッショナルファームの採用増が続けば、この傾向はさらに強まるでしょう。

産業の流れを俯瞰してみると、日本を代表する企業の多くが、国内需要の減少や人口減少社会を見据えて、デジタル化とグローバルM&Aにリソースを大きくシフトしています。この2点を加速化させてくれるノウハウを保有している、投資銀行・コンサルティングファームの必要性は年々じわじわと高まりつつあると考えます。

たかだか2年でありますが官公庁も含め、トップ15に占める日系組織が6から3に半減しており、大学生の印象は年々変化していることがわかりました。今後登録してくる学生がどういった志向を示していくのか、今後も追い続けていきたいと思います。