2016年1月25日(月)

「今年こそ」“数値”目標を立てた人ほど、グダグダになる理由

得する習慣、損する習慣【41】

PRESIDENT Online スペシャル

著者
古川 武士 ふるかわ・たけし
習慣化コンサルティング代表取締役

古川 武士

日立製作所を経て2006年独立。「習慣は第二の天性」をモットーに、社員研修・コンサルティング・個人向けセミナーなどをおこなっている。著書に『30日で人生を変える「続ける」習慣』『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』(いずれも日本実業出版)など。

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習慣化コンサルタント 古川武士=文
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体重3kg、TOEIC800点……。数値目標の罠

2016年、どのような気持ちで迎え、過ごしていますか? もうすでに会社の業務でバタバタしている方も多いでしょう。昨年と違う1年を送りたい、2016年をターニングポイントにしたいという方はぜひ、目標設定をしてみてください。といっても、ただ単純に立てては挫折の原因になります。しっかり成就させるにはコツがあります。効果的な3つの目標設定の方法をご紹介します。

▼人によって目標設定のポイントは違う

目標というと、

・4月までに体重を3kg落とす
・6月TOEIC800点を取る
・8月に海外旅行に行く
・12月までに中小企業診断士の資格をとる

このようなものをイメージされるのではないでしょうか?

私はこれを「結果目標」と呼びたいと思います。何を、いつまでに遂行する、という数値の入った「結果目標」は会社でも立てますし、分かりやすいものです。ただし、ちょっとした落とし穴があります。「2016年をどんな1年にしたいか」という問いに対しては、実は「結果目標」だけでは不十分なのです。

では、どうするか。別の尺度の目標設定をするといいです。

たとえば、

・1年間、穏やかに、健やかに過ごしたい
・楽しく過ごしたい
・仲良く温かい人間関係の中で過ごしたい
・刺激と変化を感じたい
・ワクワクする休日を送りたい

先ほどの結果目標とは対照的に、ユルいです。私はこれを「状態目標」と呼んでいます。ターゲット(数値)も、期限も、明確にしていません。で、このちょっと曖昧な感じはダメなのかというとそうではありません。「結果目標」とは狙いが違うだけなのです。

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