「人が交わる」ことで新しい価値が生まれる。職場空間を改革した4社のオフィスを見学してみた。

みんなが同じ空間でくつろぐ

長時間滞在するオフィスワーカーにとって、リラックスできる空間は発想の転換に欠かせない場所だが、サボっているというイメージもつきまといがち。例えば、愛煙家にとって憩いの場であるはずの喫煙室も、多くの会社では、窓も椅子もなく隅に追いやられている。ところがエイベックスの喫煙室は違った。地下1階のリラックススペースは、喫煙者・非喫煙者を問わず、気分転換ができるスペース。喫煙コーナーの仕切りはガラスなので、空間が一体化し、みんなが同じ場所でくつろげる仕組みになっている。

「天井も高く、開放感もあり、換気がしっかりしているので喫煙室なのに煙たくないのです。ウッドデッキを使った有機的なデザインで、腰掛けるスペースもありますし、閉鎖的な息苦しさがなく、くつろげると好評です」(コーポレート広報課/小橋玄太さん)

雑談から創造的なアイデアが生まれることも多い。リラックスした環境で、自然と会話が生まれるような空間を積極的に用意しているのだ。

■みんながくつろげる空間で生まれるアイデア
喫煙者を隔離するのではなく、吸う人吸わない人を問わず、コミュニケーションの促進、知的生産性の向上につながるようなリラクセーションスペースになっている。非喫煙スペースにいてもニオイがほとんど流れてこないので、軽食を食べながら雑談する女子の姿も。働く人が気持ちよく活動できるようにと設置された2階テラスも喫煙可能である。
(岩田亘平=撮影)
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