リビングに続くピロティバルコニー。2層分の軒高でこれまでにない開放感を演出する。

さらに、外部の自然や景観も積極的に取り入れることができる。リビングの吹き抜けは2層分の窓から光が降り注ぐとともに、外の景色を楽しむことができる。リビングに続くピロティバルコニーも2層分の軒高で、空との一体感が生まれるほど開放的。第2のリビングともいえるスペースだ。

都心で快適に暮らすには、環境への配慮も欠かせない。この展示場の「ビエナ」では、住宅展示場では初となる「グリーンファーストゼロ」の実証も行われている。「グリーンファースト ゼロ」は、省エネと創エネで消費エネルギーの収支「ゼロ」を目指すゼロエネルギー住宅。

省エネでは、高断熱仕様や複層ガラス、深い軒などのパッシブ技術を採用し、消費エネルギーを最大限削減する。一方、創エネでは、屋上に太陽光発電システムを搭載することでクリーンな自然エネルギーを活用。燃料電池「エネファーム」の設置で、雨や曇りの日でも安定的に発電し、蓄電システムの導入で、停電などの非常時でも普段に近い快適な生活が確保できる。展示場では、省エネや創エネの状況をテレビモニターで確認することが可能だ。

賃貸専用住宅や
高齢者住宅も展示

賃貸住宅「BEREO(ベレオ)」。洗練された高級感が競争力を高める。

一方で積水ハウスは、土地活用にも力を注いでいる。低層賃貸住宅から、中高層賃貸住宅、医療・介護住宅、オフィス・商業施設までさまざまな手法を提案している。展示場にはハイグレード賃貸住宅「ベレオ」も展示されている。賃貸専用モデルハウスが設置されるのは、住宅展示場では初めての試み。

「ベレオ」にも、前述のβシステム構法が採用され、強靭な構造と自由な設計を併せ持ち、賃貸専用から、店舗併用など幅広いプランが可能。資産としても高い価値を持つと同時に、ハイグレードな外観やインテリアが入居者を惹きつけ、競争力の高い物件として定評がある。周辺相場よりも高い家賃を可能にし、オーナーの収益性向上にも役立つ。

モデルハウス内には、今話題のサービス付き高齢者住宅のモデルも展示されている。医療・介護住宅は今後、ますます需要が高まる分野であり、社会貢献にもつながる。同社では、専門スタッフのバックアップのもと、長期にわたっての安定経営を支える、トータルサポートを行っている。

都心の快適な暮らしや土地活用の事例が体感できる展示場に一度足を運んでみてはいかがだろうか。

※「住宅・ビルの革新的省エネ技術導入促進事業費補助金(経済産業省)」の評価方法に基づいています。