フレームティンバーウィンドーが開放感を生む2階。まさに空とつながる気分になる。

また、2階に縦横に広がる大開口サッシ「フレームティンバーウインドー」を設ければ、まるで空とつながるような「スローリビング」を設けることも可能だ。

この空間に一歩足を踏み入れれば、室内でありながら、大きな樹の下で寛いでいるような温もりに包まれることだろう。これこそが「グラヴィス・ベルサ」ならではの木質空間なのだ。

三角形が特徴的な「フレームティンバーウィンドー」。2階部分は切妻屋根の勾配天井で、大きな木の下にいるような心地よさに。
約1100度で焼き締めた「陶版外壁ベルバーン」は、変質や変色を起こしにくく、耐火性も高い。

もうひとつの大きな特徴は、外壁に採用した「陶版外壁ベルバーン」。土肌の柔らかな手触りや温かみが、上質な風合いを醸し出している。土を練り、焼き物と同じ工程を経てつくられるこの外壁は、耐火性、耐傷性といった外壁に求められる性能を高いレベルで満たし、独自の取り付け方法で、高い耐震性もあわせもつ。

この外壁の質感は、一日の光の移ろいや、季節の変化でさまざまな表情を見せてくれる。高い質感を永く保つ耐候性や外壁としての強度に優れ、まさに「邸宅の顔」にふさわしい趣がある。

先進の住宅技術で
高度な木造住宅を実現

これらの「グラヴィス・ベルサ」の魅力を支えているのが、独自の「シャーウッド構法」だ。

1本1本の強度が安定し、正確な構造計算が可能になる「シャーウッドプレミアム構造材」。

シャーウッドに用いられる構造材は、厳選した木材を原材料とした集成材「シャーウッドプレミアム構造材」。強度のばらつきが少なく、明確に強度計算できる、信頼性の高い構造材だ。さらに木造住宅の弱点とされる接合部には、独自の構造物金物「MJ(メタルジョイント)接合システム」を用いて、結合部の強度を大幅に向上させている。柱と基礎の接合には「大型基礎&基礎ダイレクトジョイント」を採用し、高度な耐震性を実現した。

木造住宅でありながら広い開口部、大きな吹き抜け空間など、「木の家の可能性」を進化させた住まいを生み出しているのは、こうした確固たる住宅の先進技術を擁しているから。進化する木造住宅のシャーウッド「グラヴィス・ベルサ」。その外観と先進の住宅技術が実現した上質で自由な空間は、「邸宅」の名にふさわしい住まいといえるだろう。