物流を支える高速道路網!
多彩なルートで国内外へ
栃木県の中部から南部、鹿沼市と栃木市の境に広がるインダストリアルパークが「宇都宮西中核工業団地」である。東京から80km圏内に位置しながら、川の流れや豊かな緑に囲まれ、自然と工業との理想的なバランスが追求されている。
何よりこの工業団地の大きなメリットは、きわめて充実した交通インフラだろう。まず高速道路である。東北自動車道の栃木IC、鹿沼ICへ、それぞれ約20分。北関東自動車道の都賀ICへは、わずか8分ほどの距離だ。
栃木ICから東京都心のICまでは、70分ほどで到着する(渋滞時間等を除く)。また北関東自動車道により、太平洋側の重要港湾である常陸那珂港へも約60分。さらに、関越自動車道を経由して日本海側の港にもアクセスできる。新潟や石川の港を活用して、アジアのハブとなった釜山港でトランシップするという効率的なグローバル物流網も享受できるわけである。
加えて、鉄道の利便性が高いことも、人の移動には欠かせないポイント。下図に示したとおり、東京はもちろん、東北方面へも短時間のルートが確立している。