食品・日用品も大打撃

食料・お菓子・飲料品

食料品の値上げは実に多岐にわたります。

たとえば、日清製粉ウェルナでは2022年1月4日より小麦粉・ミックス・パン粉製品を3〜6%値上げ。2月からは乾麺やパスタソース製品も3〜9%値上げしています。また伊藤ハムでも2022年3月よりハム・ソーセージなどを4〜12%、麺類を4〜14%値上げしました。

カルビーでは2022年以降ポテトチップスの価格を7〜10%引き上げるほか、「じゃがりこ」などの内容量を減らしています。

さらにサントリーも2022年10月1日よりペットボトル・ボトル缶商品のメーカー希望小売価格を6〜20%アップすると発表しています。

外食

外食産業も値上げラッシュです。

松屋は2022年5月2日より「牛めし」などの価格改定を実施。並盛・大盛の価格は据え置かれたものの、小盛で20円、特盛で30円値上げしています。

ケンタッキーフライドチキンも2022年6月以降商品を値上げ。「オリジナルチキン」が250円から260円に10円値上がりするほか、その他の商品も軒並み数十円程度値上がりします。

またスシローでも2022年10月以降、郊外型の店舗で1皿あたり「110円」「165円」「330円」の寿司を「120円」「180円」「360円」に値上げします。

配送料

メルカリの配送サービス「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」も2022年6月15日より値上げ。配送物のサイズにより値上げの幅は異なりますが、1通あたり15〜150円程度の値上げとなっています。

生活を守るために節約を実践しよう

商品が値上がりしても、それ以上に収入が増えればいいのですが、収入はなかなか上がらないのが現実です。それに、仮に収入が増やせても税金や社会保険料がかかるため、思ったより手取りは増えません。これでは家計は苦しくなる一方です。

こんな時代に家計運営をしていくためには、「節約」が欠かせません。節約は工夫次第ですぐに効果が出ます。しかも、節約で支出を減らせば、その分だけ使えるお金が増やせます。ですから、生活を守るために節約を実践しましょう。以下、費目別に具体的な節約対策を紹介します。