家賃を経費で落とせるなら賃貸に住む
マイホームは買うのがトクか、賃貸がトクか――。そう迷う人も少なくないでしょうが、お金持ちの決断はシンプルです。家賃を経費で落とせるなら賃貸に住み、でなければ買う。経済合理性を優先して判断しています。
お金持ちには事業所得や不動産所得のある人が多く、賃貸住宅の一部を事務所として家賃を経費計上できるケースもありますし、社宅として借り上げた賃貸住宅に住んで、家賃を福利厚生費にすることも少なくありません。
それができない場合は、購入するケースも多いのですが、やはり経済合理性を優先して物件選びをします。
一般的なマイホーム選びでは、夢や幻想を抱いてしまうことが多く、無理して高い家を買ってしまいがちです。たしかにマイホームは快適に暮らせることは大事です。それはお金持ちも同じですが、同時に「買って損をしたくない」との気持ちがあります。ですから、5年後、10年後に売却した場合に買った金額よりも高く売却できるかを重視します。
損をしないためには、できるだけ安く買うことが大事です。そのために実践している一つ方法は、値引き交渉をしやすい物件を探して、徹底的に交渉することです。