「哲学ってなんだか難しそう」……。これまで哲学本を手に取ることに二の足を踏んでいた人にも、哲学のエッセンスを楽しく学べる7冊をご紹介。ちょこっと読むだけでも、哲学のおもしろさにきっと気づくはず。
ギリシャの哲学者ソクラテス
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まずは基礎知識から。哲学の世界への扉を開いて

『哲学用語図鑑』『哲学の世界へようこそ。』
プラトンにとって、人間の魂は理性・意思・欲望の3つからなります。
哲学用語図鑑
田中正人・著 斎藤哲也・編集・監修

西洋哲学の歴史がどのように変化して現代に至ったのかを大まかに理解できる。哲学者のプロフィールから思考法、用語まで図解を交えてわかりやすく解説したベストセラー。●1800円/プレジデント社

哲学がはじまるのは、まさにここからだ。問い直すべき常識を知らなければ「哲学」などできない。
哲学の世界へようこそ。
岡本裕一朗・著

答えのない現代、身近な8つの物事や事象を課題に、それらを取り巻く「常識」は、本当に常識なのか──。4ステップで考え抜く力を養える、Amazon哲学書部門ベストセラーの一冊。●1500円/ポプラ社