幅広い価格帯が用意された会員権の仲介市場が盛況
別荘を所有する歓びとホテルならではの快適さ、そして手軽さ──。これらの魅力を併せ持ち、1988年に誕生した会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ」。開業以来、日本における会員制リゾートホテル市場をリードし、今も高い人気を誇っている。
東急不動産の中村賢氏は言う。
「かねてより、さまざまな分野で“所有から利用へ”ということがいわれる中、別荘やリゾートマンションにおいてもその動きが着実に広がっています。私たちの東急ハーヴェストクラブであれば、全国にある25施設のうち1カ所の会員権をお持ちいただくと、すべての施設を利用可能。そうした点も、支持を得ていると考えています」
いまや会員制リゾートホテル会員権の仲介市場も盛況で、「東急ハーヴェストクラブだけで年間約700件を超える取引が行われている」と中村氏。仲介相場は上昇しており、開業から30年以上が経つ施設でも活発に取引されているという。全国の施設の会員権の価格帯は現状100万円台から1700万円台まで。幅広い選択肢が用意されている。
「ただいま」と帰ってくるもう一つの自宅として
東急ハーヴェストクラブの会員数は約2万6000にも上る。それだけにニーズは多様だが──。
「お部屋のタイプは、お一人で、ご夫妻で、あるいはご友人どうしで泊まる少人数用のほか、ご家族3世代で泊まれる広い部屋、それにペット対応ルームなどがあり、滞在人数に合わせたお部屋をご利用いただけます」
那須には戸建てタイプ12棟を設け、ホテルタイプとは異なる趣を提供。より別荘に近くプライベート性が高いゆったりとした滞在にも応えている。
「ご利用方法はまさにさまざま。季節ごとに訪れる施設を変え、それぞれの場所でゴルフや紅葉狩り、スキーを楽しんだり、時間の空いたときにふらりと訪れリフレッシュをしたり。皆さま、普段の暮らしの中に上手に東急ハーヴェストクラブを組み込まれていらっしゃいます」
そして、多くの施設で好評を得ているのが温泉や大浴場。年間を通じた魅力の一つとなっている。お風呂にゆっくりと浸かった後、ラウンジや室内でのんびりと過ごす。そんな贅沢な時間を楽しみにしている人も多いという。
「会員様には『ホテルへ行こう』というより、もう一つのご自宅へ『ただいま』と帰ってきたと感じてほしい。そう思っています。私たちが目指しているのは、特別ではないけれど人生を豊かにする場所。スタッフの対応は、お客様が快適に過ごせるよう心掛けております」
気分転換を求める現役世代の利用も
一方で、希望者は各施設で催される「休日楽園倶楽部」のアクティビティに参加することもできる。
「人気が高いのは、高原の施設が企画するトレッキング。そのほか、釣りやカヌー、写真教室、ヨガなど、プログラムは多彩です。それぞれ地域の特徴などを生かして企画しています」
そんな東急ハーヴェストクラブだが、実は部屋で仕事をする現役世代の会員も少なくないという。
「例えば、金曜にたまった仕事を片付けて、土曜、日曜と自由な時間を過ごす。そうした使い方も一つです。会員様にとって肝心なのは『気分転換』なのでしょう。レジャーが目的であっても、それは同じ。構えて出かける旅行とは違い、気軽なリフレッシュメントの体験を楽しんでいただいています」
今後「新しい日常」や「新しい働き方」の世の中を迎えるにあたって、目的に合わせて施設を選び思いのままに楽しめるのが東急ハーヴェストクラブの大きな特徴だ。
日本における会員制リゾートホテルの先駆けとして、価値あるポジションを確立し、今も進化を続ける東急ハーヴェストクラブ。自分らしくいられる時間と居場所を求める人にとって、注目の選択肢といえそうだ。
※東急ハーヴェストクラブでは、施設に関わる全ての皆様の健康と安全の確保を第一に考え、安心・快適にお過ごしいただける時間をご提供するため、これからも感染予防対策および衛生管理強化に取り組んでまいります。