長期優良住宅の4つの最高基準をクリアした家。それがナイスホームの戸建て住宅「パワーホーム」だ。耐震強度を高めるだけでなく、冬暖かく夏涼しい快適さや、メンテナンスの容易さ、間取り変更のしやすさでも高い性能を発揮。家族とともに一生、住み心地のよさを実感しながら、安心・安全に過ごせる家がそこにある。

地震に強いから人の命を守れる

「大地震が起きたとき、家が倒壊して人の命を奪うようなことがあってはならない。家は人の命を守るものでなければならない」――。高品質ながら求めやすい価格で、マンションや戸建て住宅を供給するナイスホーム。「災害に対する意識は徹底して高い」と同社取締役の戸田俊彦氏は力強く語る。

大きなきっかけとなったのは、多くの家屋が倒壊した1995年阪神・淡路大震災。それ以来同社は、以前にも増して耐震化率向上に取り組んできた。例えば東北地方においては、いち早く免震マンションを供給。これが幸いして、東日本大震災の際も地震による免震マンションの被害はほぼなかったばかりか、一般には地震による被害やトラブルなどにより新築物件の引き渡しが進まないなか、ナイスホームの免震マンションは、インフラが復旧次第、スムーズに引き渡しが進んだ。「これが評判を呼び、仙台ではナイスホームの分譲した中古物件もいまだ人気が高い」(同氏)状態が続いている。

もちろん戸建て住宅においても、耐震化に対する力の入れようは圧倒的だ。「パワーホーム」なら、耐震強度は建築基準法の1.5倍以上、さらに長期優良住宅の認定基準を上回る住宅性能評価の最高ランク「3」の耐震等級を標準取得している。またナイスホームでは、広く人々に地震に対する危機感をもっと持ってもらうことを願い、2002年からは毎年、全国5カ所で、「住まいの耐震博覧会」を開催。入場無料で、だれもが最新の地震対策に触れられる機会を作っている。

30歳までに買える快適に長く住める家

さて、耐震強度を上げようとすると、どうしてもコストがかさむ。だが、「パワーホーム」は、この点でも大きな魅力を秘めている。それは「30歳までに持てる一戸建て住宅」として、購入しやすい価格であることからもわかるはずだ。

「土や草花に直接触れることで、子供たちは健やかに育つ。子育て世代こそ、庭付き一戸建て住宅に住んでほしいというのが、当社の家づくりの大きな柱になっているのです」(戸田氏)

もちろん、30歳で家を購入しても、60代の退職時に、家の老朽化のために建て直しや買い替えをしなければならないのでは意味がない。90歳まで生きるとするなら、せめて60年はもってほしいところ。

そうなると、地震や災害に強いことはもちろん、メンテナンスも低コストでやりやすく、断熱性や気密性にすぐれた快適な家でなければならない。さらに、60年の間には子供が生まれたり独立したりなど、家族構成やライフスタイルがどんどん変化する。それに合わせて間取りも変更できれば便利だ。