ビギナーもOK「ベリーダンス」で英語が体に染みこむ!?

趣味（ホビー）と英語（イングリッシュ）を組み合わせた新語をホビングリッシュ（Hobby-English）という。好きなことと一緒に習えば、英語の上達もきっと早いはず……ということで、スポーツや料理、ダンスなど、女性に人気の5つのスクールに潜入取材！

妖艶なリズムに合わせてダンス！

「シュミ、シュミ～（腰を振って）!!」

先生の声とエキゾチックな音楽に合わせ、妖艶に腰を震わせる美女たち。

ここは、20年以上にわたり正統派オリエンタルダンスを教える現役ベリーダンサー、サディア先生の教室。

先生は挨拶程度の日本語しか話さないが、ジェスチャーつきの簡単な英語なので、ビギナーでもついていける。

【写真左上から時計回りに】腰を震わせる「ヒップシュミ」は、ベリーダンスの基本所作の一つ。／サディア先生は、中東やアメリカを舞台に活躍してきた国際派ダンサー。／先生が踊り始めると、マンションの一室がステージのように……！／ヘビのように腕を動かす「スネークアームス」も丁寧に教えてくれる。

色鮮やかなヒップスカーフを腰に巻いてレッスン開始。スカーフについたフリンジを鳴らすべく腰を振ると、おなかの肉がぶるぶる震え、汗が吹き出す。最初は動きについていくのに必死だが、次第に細かい動きが見えてくる。楽しい……！　いくつかのパーツを通して踊るとあら不思議、ベリーダンスになった。あっという間の50分。

生徒は初心者から講師資格を持つプロまでさまざま。レッスン歴約1年のあやのさんいわく、「英語でのレッスンにもすぐに慣れたし、体力がついて体形が変わりました」。

英会話を学びながらキレイになれて、体力アップ＆ストレス解消。一石四鳥のこの教室は、忙しい大人の女性にこそ、うってつけだ。

撮影＝kuma*