地域や人々との絆を
何よりも大切に

そうしんホールは青梅、昭島、福生にある。いずれもバリアフリー仕様。

同社では各ホール周辺地域との繋がりを重視。青梅・昭島では自助・共助の強化を図る自治会と提携を結び、さまざまな特典を受けられる。また福生では市の指定葬儀社になっており、住民は市が定めた価格と内容でサービスを受けられる。

また「入会費無料」「年会費無料」の独自の会員制度もあり、さまざまな特典が受けられる。

このような地域でのつながりを重視するには理由がある。人は誰しもさまざまな人々と関わりを持って生きていく。縁のあった人々との別れの場として葬儀には重要な意味と役割があり、絶やしてはならない日本の心の文化という思いがあるからだ。

最近流行の家族葬は、ともすると家族以外のお別れは受けず、それ以外の人々の想いは残されたままになる。葬儀には故人やご遺族の立場や状況に合った形が必要と考える同社では、柔軟で幅広い葬儀を提案。最近では家族葬希望だったが、一般葬に変える家も増え、葬儀後、遺族から「故人も喜んでいると思います」とこの上ない評価を受けている。

そうしんでは、地域の人々の輪を広げる活動にも注力。その一つが心と友をかけた「ハートモクラブ」によるイベントの開催だ。葬儀や遺品整理のセミナーやフラワーアレンジメント講座、地域の医療機関とタイアップした健康セミナーなど多岐にわたり、地域のコミュニティセンターとしての役割を果たしている。

左/ハートモクラブのイベント。フラワーアレンジメントなどの講座には、毎回、大勢が参加する。右/最近、依頼の多い遺品整理。遺品整理士の資格を持つ社員が、心を込めてお手伝いする。

遺品(生前)整理に関しては自社に遺品整理士がおり、業務を請け負っている。葬儀で信頼され、遺品整理まで頼まれるケースも多い。最近は高齢者の住空間整理など、依頼者のニーズは多様化しているという。
平成10年の創業以来、そうしんホールはさまざまなサービスによって、地域で頼られる存在となっている。