全国の介護事業者の
つながりを生かす

ほとんどの土地オーナーにとって、介護領域と関わりが深いサ高住の運営は初めての経験になる。それだけに、空室リスクにどう備えるのか、信頼できる介護事業者をいかに見つけるのかなど、不安は大きい。そんな声に応えるべく、積水ハウスはグループの総合力を発揮して、土地オーナーを強力にサポートする。

まず事業計画の立案段階から、専門部署「医療・介護推進事業部」がバックアップ。エリアが連携し、地域の人口動態などを踏まえた経営計画や、敷地に最適な建築計画を提案する。加えて、引き渡し後のアフターサービスも手厚く、資産価値を長く保つという面でも総合力を発揮する。また、事業成功の鍵を握る良質な介護サービスを提供する介護事業者とのパートナーシップにおいても、積水ハウスが築いてきた介護事業者とのネットワークが生かされる。積水ハウスは大手介護事業者はもちろん、各地で展開する地場の介護事業者とのつながりを生かし、土地オーナーが考えるプランに最適な介護事業者との橋渡しを務める。初めてサ高住経営を考える土地オーナーにとって、何より頼もしいサポートとなるに違いない。

「一括借上げ」という
安心の形も提供

そもそも介護サービスと密接に関連しているサ高住ならば、土地と建物を一括して介護事業者に貸し出す「サブリース方式」を採用することで、空室の有無や施設の稼働状況にかかわらず一定の収入を見込めるが、積水ハウスなら物件によってはグループ企業による一括借上げも適用可能。その具体例を紹介しよう。

積和グランドマストによる一括借上げが採用された「マストクレリアン神楽坂」。共用部に屋上庭園やキッズスペースなどを配置し、お年寄りと子供たちが触れ合える多世代交流の場を設けている。サ高住部分の居室は広々として収納も豊富。我が家の延長として生活したいというニーズに応え、質にこだわった。

今年3月上旬にオープンした「マストクレリアン神楽坂」(東京)は、自立型サ高住と子育て世帯向けの住宅が併設された10階建ての複合マンションだ。サ高住部分の居室面積は51平方メートルから85平方メートルと、夫婦二人暮らしでも広々過ごせるゆとりの設計。多世代交流で絆を育みながら、お年寄りが地域社会に溶け込んでいく──。住まいの視点から社会をより良い方向へ導くという、同社とオーナー(看護・介護福祉関連図書出版社)の理念が合致し誕生した物件といえる。

管理はグループ企業である高齢者向け賃貸住宅の専門会社、積和グランドマスト(株)が担い、入居者募集などの面でもノウハウを発揮する。現在首都圏を中心に展開する同社が管理するサ高住の平均入居率は91%と高水準を誇る。さらに「マストクレリアン神楽坂」をはじめとした5棟には一括借上げが採用されている点も、土地オーナーの安心感につながっている。このほかのエリアは各地の積和不動産各社がカバーすることで、切れ目のないサポート体制を構築している。

積水ハウスが目指すのは、安心して過ごせる住まいを通じ、高齢者が「いつまでも、自分らしく生きていく」住まいと社会の実現だ。地域に溶け込み、選ばれるサ高住経営を実現していくために、積水ハウスグループの総合力を生かしてみてはいかがだろうか。