子どもに絵本を読んであげたいけれど、絵本選びが難しい

読書の秋。しかし、最近はあまり紙の本は読まれないようで、大学生の約4割は読書時間がゼロであることが、全国大学生活協同組合連合会の「第49回学生生活実態調査」で明らかになりました。読書習慣を身につけさせるには、子どものうちから絵本に親しむことが大事なのではないかと思います。

子どもは、絵本に対して大人と違った興味の持ち方をします。大人は同じ本を何度も子どもに読まされると飽きてきますが、子どもは何度でも同じところで笑います。子どもは、知っているお話だと安心してその世界を楽しめるのだそうです。心や言葉を豊かにするためにも、できるだけ多く読み聞かせをしてあげて、本に親しむ習慣をつけたいですね。

しかし、働く親は忙しく、膨大に出版されている絵本の中から1冊を選ぶのは困難ですし、子育て中は本屋でじっくり絵本を選ぶ時間もとりにくいもの。それに、地方では近くに絵本が充実した本屋がないという場合もあります。しかも、どんな本が子どもの成長段階に合っていて、子どもが喜ぶのかわからない、という悩みも。また、親の好みばかりで選んでは、同じ傾向のお話や作家の本が多くなり、バリエーションがつきにくいという欠点も。そこで利用したいのが、絵本の定期購読サービスです。

これは、入会の申し込みをしてコースを選べば、子どもの年齢に応じた絵本が毎月定期的に送られてくるものです。いろいろな会社で同じようなサービスを実施しているので、主なものをご紹介しましょう。