顧客との絆を大切にする
生涯にわたるパートナー
そしてもう一つ。大和ハウス工業の特徴といえるのが、オーナーのための会員組織や交流会だ。どうしたら資産価値を守り、高めることができるのか──。セミナーや相談会を含め、ノウハウを磨く場が全国各地に設けられている。
「当社の受注状況を見ると、すでに取引のあるオーナー様からのリピート受注が数多くあります」(勝島氏)というとおり、顧客満足度は非常に高い。オーナーにとって、土地活用は二世代、三世代にまたがる大きな事業。企業としての安定性はもとより、コミュニケーションを通じた信頼関係があってはじめて前に進むことができる。
信頼関係のベースには、「お客様一人ひとりとの絆を大切にし、生涯にわたり喜びを分かち合えるパートナーとなって、永遠の信頼を育みます」という大和ハウス工業の経営ビジョンもある。さらに創業以来受け継がれている「売れるからやるのではない。社会に役立つことをやる」という姿勢も、社会的ニーズの高い事業を推進し、土地所有者の満足度、納得度を高めることにつながっている。
対象の土地がどういう状況にあるのか。どうすれば収益を高めることができるのか。そして、プランは土地所有者の意向に沿っているか──。さまざまに絡み合う要素を解きほぐし、最適なソリューションを提示。建設後もしっかりフォローすることで、同社はこれまで実績を積み上げてきた。
「土地活用総研」についても勝島氏は、「今後、動画を含めコンテンツを充実させる予定です。難しいテーマを分かりやすく解説することで、土地活用の可能性に気づいていただくことが、私たちの役割だと思っています」と言う。
客観的なデータや専門家による提言を発信する大和ハウス工業の「土地活用総研」。土地の潜在的価値を引き出したいという人は、まずこのサイトを訪れ、確かな情報に触れてみるのも一つの策といえそうだ。