限られた面積でも大容量発電
ニーズに合わせた売電も可能

高い収益性を生むポイントは、これまでの「載せる」から、「太陽光発電パネルそのもので屋根を構成する」という発想の転換だ。採用されているのは、太陽光を逃さずに取り込み、限られた面積でも大容量発電を実現するパナソニック製太陽光パネル「HIT(ヒット)」。加えて日射量の多い南面に向けられた片流れ屋根は、発電システムの効率を最大化するのみならず、洗練されたイメージの形成にも貢献する。例えば寄棟屋根と比較した場合の設置容量は、同じ延べ床面積であっても、実におよそ2.5倍。これらの工夫が一体となって、「コンパクトでも10キロワット以上」という成果になるわけだ。

なお、参考までに平成25年度の試算をお伝えすると、20年間で家賃以外の売電収入は約1600万円(全量買い取りで計算)。1カ月あたりの換算で、6万6000円であった。

つくり出したエネルギーの活用法は全量買い取りだけではない。賃貸住宅の各住戸に分配し、入居者が光熱費を軽減できたり、売電を行ったりできるようにすることで、物件の付加価値や家賃アップを後押しする「入居者利用型」。オーナーと入居者とで分配し、両者がメリットを得られる「入居者利用+部分売電型」などがあり、ニーズに合わせて、さまざまな方法が用意されている。

メゾネットスタイル、平屋タイプなどのバリエーションも充実。建物全体の断熱性能を高めているため、夏は涼しく、冬は暖かい。先進的な省エネ性と快適性、そして優れたデザイン性を兼ね備えていることから、フィカーサ エコソレイユは、平成25年度の新エネ大賞新エネルギー財団会長賞を受賞した。心地よく暮らすことができ、かつ環境にもやさしいという特長は、入居者の募集においても大きなアピールポイントになるだろう。枯渇しない太陽の恵みを、将来の資産づくりにどうつなげるか。パナホームの住宅が、選び取るべき道を示してくれる。



【試算条件】2014年2月現在 ◎太陽光発電パナソニック製HIT BB、12.85kW(設置方位:南、傾斜角:約14度)での独自試算◎建築地:大阪地区◎売電金額は、固定価格買取制度の全量買取方式による平成25年度の売電単価37.8円/kWhを使用し当初20年間の数値を算出※算出した数値は目安であり、それを保証するものではありません。実際の気象条件や設置条件、敷地環境等により異なります。また、上記金額には設備機器の初期費用(機器・工事費)および保守点検のメンテナンス費用は含まれません。※売電収入は雑所得として、確定申告が必要となる場合があります。

※北海道、沖縄および一部の地域では建築できませんのでご了承ください。