節目を迎える買取制度
注目度を高めている一手とは

2012年にスタートした再生可能エネルギーの固定価格買取制度が節目を迎える。というのは、もともと次のような方針を国が掲げているためである。「施行後3年間は利用の拡大を図るために、再生可能エネルギーの供給者の利潤に特に配慮する」。つまり、買い取り価格が高めに設定されている「優遇期間」は、2015年3月でひとまずの区切りではないかと予想されるのだ。このような背景もあって、再生可能エネルギーのなかでも導入しやすい太陽光発電への関心は、なお高まっていくに違いない。

そこで注目されているのが、「太陽光発電設備を搭載した賃貸住宅」である。家賃収入と売電によるダブル収益が見込めるためだ。ただ、現制度の条件だと、20年間にわたって固定価格で買い取ってもらうためには、「10キロワット以上の設備容量」が必要だ。未満であれば、買い取り期間は半分の10年間となる。

土地を活用したいのに、スペースのことを考えると踏み切れない……。こうした悩ましいケースにも、斬新な視点と確かな技術力で光明をもたらした賃貸住宅商品がある。パナホームが展開する「フィカーサ エコソレイユ」である。

写真は、トリプルで連なる太陽光パネルが印象的な、メゾネットスタイルの「フィカーサ エコソレイユ」。ゆとりのある空間と高い機能性が、上質な暮らしを提供する。