落ち着いたらその子らしく学べる場所へ
子どもが望んでいるのは「休みたい」であって、「勉強したい」ではないのです。「学校を休みたい」という言葉の裏には、学校での苦しさが積み重なっていることが多いです。その子が無理をして勉強したり登校したりするようになるよりも、安心して生きていけることのほうが大切です。
まずは「安心の回復」を最優先に、睡眠・食事・日中の過ごし方といった生活の土台を整え、少しずつ社会との接点を広げます。家での手伝いや短時間の外出、別室や保健室の利用など、小さな一歩から始めると良いでしょう。
長期的には、学びの再接続を視野に入れます。在籍校での配慮、通信制や定時制、高卒認定の活用、専門学校や職業訓練など、進路はひとつではありません。立ち上がりがゆっくりでも、その子らしく育つことができる道がいくつもあることを、親子で共有しておくことが安心につながります。

