帰省や旅行をする際に気をつけたいこと
最後に、年末年始は帰省や旅行をする人も多いでしょう。体調の悪い子どもを連れて移動するのは親も大変ですし、子ども自身にも負担になりますから、少し前からよく食べさせて寝かせるなどして、体調を整えましょう。
休暇前、診察室で親御さんに「移動中に子どもを眠らせるための薬をください」と言われることがあります。しかし、子どもに静かにしていてほしいという理由で薬を処方することはできません。まれに子どもが眠くなるように風邪薬などを飲ませる人がいるようですが、眠いのに眠れないという状態になったり、意識の抑制がとれたりして、むしろ激しく泣き続けるかもしれません。自己判断での投薬はやめましょう。
そして、旅先・帰省先には、必ず常備薬、携帯用の鼻水を吸いだす器具などを持っていくことをおすすめします。国内の場合は、マイナ保険証あるいは資格確認書も必ず持っていってください。2026年3月までは暫定措置がとられていますが、原則として従来の健康保険証は使えません。受診の際には、母子手帳やお薬手帳もあったほうがいいでしょう。乳幼児医療証などは、住んでいる都道府県、市町村でしか使えないので、行先によっては必要ありません。できたら滞在先の近くの当番医、救急病院を調べておくと安心ですね。

