「J-REIT(日本版不動産投資信託)に新しいページを開きたい」。三木真人社長がこう意欲を語るシンガポールのGLP(グローバル・ロジステイック・プロパティーズ)投資法人が昨年12月21日、東京証券取引所に株式を公開した。

上場前から同銘柄の人気は高かった。通例であれば、J-REITにはあまり関心を示さない海外機関投資家からは10倍超の需要が、日本国内の機関投資家からも4倍超の需要があったほどだった。公開価格6万500円に対し、上場初日の終値は6万3600円の5.1%高。その後も人気は衰えず、1週間後の大発会では6万9400円まで値を伸ばした。

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