日米間の焦点となっている日本のTPP(環太平洋経済連携協定)交渉への参加を巡り、2月の訪米時に安倍晋三首相が「参加表明しない」見込みであることが安倍氏周辺への取材で明らかになった。
その理由について、安倍氏周辺は「衆院では自公が多数を占めているとはいえ、参院では自公は過半数割れしており、衆参ネジレ解消が安倍政権の最優先課題。今夏の参院選を控え、TPP反対の農協を敵に回すのは得策ではないと首相は判断している」と話している。
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