「漠然としている=わからない」から不安になる

不安とは、未来における恐怖という感覚です。そして、漠然としている=わからないからこそ、不安なのです。人に話してみると、問題そのものは解決できなくても、不安や悩みの正体がわかったり、自分の中でこんがらがっていた糸が解けたりすることで、「ラクになった」経験を、皆さんも持っているのではないでしょうか。

ですので、ほとんどの場合、産業医からは特にアドバイスなどはしません。なるべく本人が自分で気がつくような質問を心がけています。そして、たくさんお話を聞きます。

質問ばかりしていると尋問みたいな雰囲気になってしまいますので、そうならぬよう雑談をしながら、このようなことを確認させていただいています。

この記事をお読みの皆さんも、ぜひ産業医とたくさん雑談をしてくださいね。

【関連記事】
「元同僚の充実私生活をうらやんで涙流す」産業医のもとに続々訪れる"外資系・50代・エリート"社員の苦悩
「本当は辞めたいけど」という人は絶対に辞められない…うつ病になった精神科医が教える「心が軽くなる」辞め方
部下の呼び方は「さん」づけが8割…多くの上司が「自分の頃と同じように育てられない」と悩んでいるワケ
「日本では管理職に昇進しても幸福度は上昇せず、健康状態は悪化する」残酷すぎる幸せとお金の経済学
「私は聞いていない」という上司はムダな存在…トヨタ社内に貼ってある「仕事の7つのムダ」のすさまじさ