短い時間で効率よく結果を出す人は何をしているのか。戦略コンサルタントの山本大平さんは「やるべき仕事は、優先順位をつけてリスト化すると、結果的に効率が悪くなる。やるべき仕事を「箇条書き」にして、頭の中で整理する習慣を身につけた方が、はるかに効果的だ」という――。

※本稿は、山本大平『「すぐやる」よりはかどる! 仕事を「短くやる」習慣』(クロスメディア・パブリッシング)の一部を再編集したものです。

チェックリストにチェックを入れている手元
写真=iStock.com/Ralf Geithe
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仕事のリスト化には、意外な「盲点」がある

ビジネスの世界では、仕事を始める前に「やることリスト」を作成して、上から順番に潰していくことが推奨されています。

仕事を「視える化」することで、やり忘れを防ぐという意味では効果があると思いますが、私はこの方法には懐疑的です。

リスト化には、意外な「盲点」があるからです。

仕事をリスト化する場合、ほとんどの人が新たなタスクを下に付け加えて、やるべき仕事の全体像を把握し、やり忘れを防ぐという「リスク管理」にポイントを置いていますが、このやり方では仕事の優先順位が反映されないため、結果的に効率が悪くなってしまうのです。

やることリストは、優先順位に従って順番に並べ直す必要がありますが、そんな手間をかけるくらいなら、わざわざ時間をかけてリスト化しても意味がありません。

やるべき仕事を「箇条書き」にして、頭の中で整理する習慣を身につけた方が、はるかに効果的です。

リストを作って上から順番に潰していくのではなく、箇条書きにした「備忘録」を優先順位に従って潰すことで、仕事は効率的に短くやることができます。