騒音やゴミ屋敷など近隣トラブルでも証拠がモノを言う。

「法律には、騒音なら『社会通念上、相当以上と思われる音』と書かれています。これではどうにでも解釈されてしまい、『そのぐらい我慢して』と言われておしまいになるかもしれません。しかし、騒音は継続的に聞くと大きなストレスになることもあります。その場合は医師の診断書も有効になってくる。もし、近隣の人も迷惑を被っているなら、仲間を集めましょう。多くの人からの訴えとなっては、警察も放ってはおけません」

ポイントは“犯罪が誘発される”可能性を示すこと

警察も人の子、親身になりたくなるような「好かれる」被害者を目指したい。

「警察署でパイプ椅子を出したら、『こんなのには座れない』と言った方がいました。被害者でも、傲慢な態度を示されると、警察も『なんだよ』となります。『税金泥棒』なんていうのも禁句です(笑)」

※写真はイメージです(写真=iStock.com/akiyoko)

では「今すぐ」動いてもらいたいときはどうするか。

「緊急で、本当に『今困っている』なら、遠慮せず110番しましょう。変な物音がする、子供が泣いている。友達に助けを求めるような感覚で結構です。『彼氏にふられた。これから死のうと思う』と110番があったときは、受理している間に警察が到着し、無事救済できました」

動いてもらうポイントは“犯罪が誘発される”可能性を示すこと。「邪魔なゴミ」では動けないが、「不審物」なら動かざるをえない。「子供が泣いている」では大変な状況かわからないが、「虐待されているのでは」と通報者が感じた犯罪の可能性を補足すれば、警察は事件性を感じ、必然的に動くという。

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