夫婦のタイプで家計管理法はがらりと変わる!

さらに興味深いのは、夫婦タイプによって、家計管理の方法が異なる点だ。
まず全体で、家計管理法として多いのは順に、

「夫婦とも給料はすべて家計に入れ、それぞれお小遣い制」(26%)
「夫婦とも給料はすべて家計に入れ、夫はお小遣い制、妻はなし」(19%)

となっている。

夫婦タイプ別にみると、「友だち夫婦」タイプと「共働き夫婦」タイプでは、1位が「夫婦とも給料はすべて家計に入れ、それぞれお小遣い制」と同じになっているが、2位以下の順位が大きく入れ替わる。

「友だち夫婦」タイプの場合、もっとも少ない「夫と妻で担当を決め、それ以外はそれぞれが管理」が、「共働き夫婦」タイプになると2位にランクイン。それぞれに収入があるだけに、財布を分けてそれぞれが管理する方法を行っているカップルも多いのだろう。

そして、「恋人夫婦」タイプの1位は、「家計は夫の給料メイン、妻の給料は妻のもの」である。恋人夫婦だけに妻に甘いのは、家計も同じのようだ。ただし、これは共働き夫婦の3位にもランクインしているので、それだけ夫の収入の方が高いか、あるいは家計における夫と妻のチカラ関係を表しているのかもしれない。