2016年1月23日(土)

オフのファッションは、ゆったり派? きっちり派?

何気ない人生の選択33

PRESIDENT 2015年6月15日号

著者
鈴木 工 すずき・たくみ
ライター

1974年、神奈川県生まれ。芸人関係の記事を中心に執筆。言論誌『kotoba』に「無名の名・芸人伝」を連載中。尾田栄一郎著『ONE PIECE STRONG WORDS』、犬丸一郎著『帝国ホテルの流儀』(共に集英社新書)などの構成も担当。

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鈴木 工=文 時事通信フォト=写真
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「人はその制服どおりの人間になる」とナポレオンは語った。その言葉どおり、服は着る者の心に影響を与える大事なアイテムだ。休日にゆったりした着こなしをすればリラックスするし、逆に着崩さないことで社会人としての緊張を維持できる。

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幸運者の85%が「ゆったりスエット派」

「趣味嗜好の問題というより、年齢で違いが生まれると思いますね」と國貞氏が指摘するように、世代によってビジネスウエアへの向き合い方は、はっきり異なる。

ビジネスの世界にカジュアルが浸透してきたのは、1990年代のこと。日本でも外資系企業がカジュアル・フライデーを導入。当時は団塊世代が多数派だったため、ゴルフウエアに走ったり、とりあえずネクタイをはずしたりして、慣れない格好に戸惑った。

「やがて起業家たちはスーツを着なくなり、2000年以降になるとスーツ姿が少数派になります。40代から下の世代の経営者は、だんだんファッションがあか抜けてきました。たとえばクックパッド社長の穐田誉輝氏や、青山フラワーマーケットを経営するパーク・コーポレーション社長の井上英明氏、サイバーエージェント社長の藤田晋氏は日ごろからファッショナブルな印象があります。それより上の世代では、カルチュア・コンビニエンス・クラブ社長兼CEOの増田宗昭氏。街を歩いている姿を見かけたとき、ジャージーっぽいゆったり派の姿で、とても似合ってましたよ」(300人以上の経営者を取材してきたジャーナリスト・國貞文隆氏)

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