2015年5月11日(月)

妻、同僚、部下・上司……テンパる女性が落ち着く聞き方

PRESIDENT 2015年6月1日号

著者
遠藤 成 えんどう・せい
フリー編集者

出版社を経て独立。運動とは無縁の人生だったが、40代後半にランニングにハマり、フルマラソンの自己最高は3時間42分。一番好きなランニング小説は『遥かなるセントラルパーク』(トム・マクナブ)。

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遠藤 成=文 PIXTA=写真
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多くの男性は女性に泣かれるとうろたえてしまう。涙は強力な武器とも言われているが、泣くという行為には、男女間に大きな認識の差がありそうなのだ。

言えば言うほど火に油、黙っていたらエスカレート

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図1 女性がイラッとする場所はオフィス 図2 女性のストレスの最大原因は職場の人間関係 図3 若い世代ほど妻が先に怒り出す 図4 イライラのレベルは女性が高い

男性は論理的思考、女性は感情的思考と耳にするが、本当に女性は感情的なのか。まずはデータを見てみよう。

イラッとする場所の第1位は男女ともに「オフィス」(図1)。では、職場のどういったことに対してストレスを感じているのだろう。

「仕事の量・質」のストレスに男女差はない。差が顕著に表れるのが「職場の人間関係」によるストレスだ。なんと半分以上の女性が原因に挙げている(図2)。

では、男と女、どちらが怒りやすいのか。図3は夫婦げんかについての調査だが、夫と妻、どちらが先に怒り出すかを見てみると、若い世代の夫婦ほど、妻から先に怒り出していることがわかる。

イラッとしたときのレベルの調査(図4)でも、女性は「大声で叫びたくなる」以上と、男性よりも高いレベルのイライラを抱えている人が多い。

こうしてみると、やはり女性は怒りっぽく、怒ると怖いという印象はあながち間違ってもいないようだ。

では、例えば当人にとっては不本意な人事異動の通告で、女性が泣き出してしまったとしたら、どのように対処すればよいのか。

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