好きなことをやるとフロー状態になる

(6)他人に思いやりを持つ、許す 掲載数:11冊/50冊(22%)

成功するには人との関係を良くすることが欠かせません。人間関係の達人は、常に相手の立場を考える配慮や思いやりのある人です。また、他人のミスや自分に対する非難も許すことができる心の器の大きい人です。

▼習慣化するとよいこと
・まず相手の都合や言い分を聴く
・相手の立場に立って想像する
・相手に感謝できることを考える

上記の内容を詳しく記した名著には次の通りです。(一部)

『人を動かす』(デール・カーネギー)
『積極的考え方の力』(ノーマン・ヴィンセント・ピール)
『世界でひとつだけの幸せ』(マーティン・セリグマン)
『ライフストラテジー』(フィリップ・C. マグロー)
『言いにくいことをうまく伝える会話術』(ダグラス・ストーンほか

(7)楽しいこと、楽しい仕事に取り組む 掲載数:11冊/50冊(22%)

自分が大好きなことを仕事にしている人は大きな成果を挙げます。好きなことをやっていると普通の人が「よくそこまで出来るね」ということをいとも簡単にやってしまえるのです。楽しいことを欲求のままに全力でやっている人には努力ではかないません。成功したければ、大好きなことを仕事、ライフワークにすることです。

▼習慣化するとよいこと
・自分の価値観を知り、それに合う仕事が何かを探求する
・「フロー」状態に入れる仕事が何かを知る
 フローとは、「楽しさ」の究極的な状態で、ある行為に完全に集中し、忘我状態になっているときです。

上記の内容を詳しく記した名著には次の通りです。(一部)

『フロー体験 喜びの現象学』(ミハイ・チクセントミハイ)
『世界でひとつだけの幸せ』(マーティン・セリグマン)
『お金持ちになれる1分間の魔法』(マーク・ヴィクター・ハンセン/ロバート・アレン)
『人生を変える80対20の法則』(リチャード・コッチ)
『となりの億万長者』(トマス・J. スタンリー/ウィリアム・D. ダンコ)

(8)自分の価値観・求めているものを知る 掲載数:10冊/50冊(20%)

その人が持つ欲求は、行動へのエネルギーとなります。そして、この欲求はその人の価値観から生まれます。例えば、冒険すること、助けること、問題解決すること、達成すること、癒すこと、改善することなどは子供の頃から変わらない欲求なのです。こうした自分の価値観をしっかりつかむと、いま、何がやりたいのかを考える上で非常に役立ちます。

▼習慣化するとよいこと
・過去の出来事を振り返り、共通して大切にしている価値観を知る
・自分の価値観を活かした仕事、生活をするために何ができるか考える

上記の内容を詳しく記した名著には次の通りです。(一部)

『理想のわたしになる! 最強のセルフプロデュース術』(シェリル・リチャードソン)
『ワクワクする仕事をしていれば、自然とお金はやってくる』(マーシャ・シネター)
『成功と幸せのための4つのエネルギー管理術』(ジム・レーヤー/トニー・シュワルツ)
『幸せを科学する』(大石繁宏)

以上、ご参考になれば実践してみてください。

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