2014年7月1日(火)

朝の満員電車は脳を各駅停車にする

脳科学が実証! グズ、ノロマが変わる【1】ストレス

PRESIDENT 2013年2月4日号

著者
遠藤 成 えんどう・せい
フリー編集者

出版社を経て独立。運動とは無縁の人生だったが、40代後半にランニングにハマり、フルマラソンの自己最高は3時間42分。一番好きなランニング小説は『遥かなるセントラルパーク』(トム・マクナブ)。

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遠藤 成(プレジデント編集部)=文 冨田寿一郎=撮影(澤口俊之氏)
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仕事の効率を上げる答えは脳にある。脳のポテンシャルに大きく関わるストレスや睡眠、運動などをどうコントロールするか。3人の脳科学者に聞いてみた。

効率を上げるために必要なこと、それは目標を実現する計画の設定だと脳科学者たちは口をそろえる。

最終的な長期目標(夢)があり、その過程で成し遂げねばならない中期の目標が明確になる。そしてそれを達成するために必要な短期目標が自然と決まってくる。

目標を達成するために、今何をすべきか優先順位をつけないと、脳は好きなことだけをする傾向があるのだ。

「今、すべきことは何か。成し遂げたい目標がはっきり見えれば、余分なことを遮断し、しなくてはいけないことに集中できる」(澤口俊之教授)

時間内に処理できる自分の能力の客観的な分析も必要だ。

「1日を細かく区切って、仕事の計画を作成してみる。最初は実行できない無理な計画を立ててしまうかもしれませんが、まず自分の仕事量を知ることが大切です」(内田直教授)

とはいえ、「自分はできる」と信じることも大切だ。

「コントロールできる自我の領域は思っているより小さいが、思い込んだら人間は強い」(篠原菊紀教授)

「夢が実現して、それがどれだけ素晴らしいかを過去形で紙に書いて貼っておきましょう。そのためなら努力ができる。信じるということは考える対象を限定することなのです」(澤口教授)

脳の特性を知って、集中力を持続させるコツを探ってみるとしよう。

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