「クリスティアーノ・ロナウドの人生は粘り強さとハードワークの賜物だ。スポーツ選手になりたいと願っている子供たちにはその点を知ってもらいたい」

長年代理人を務めるジョルジュ・メンデスが、スペインの大手新聞ABCの取材に答えて語った。ロナウドが16歳のときからずっと代理人を務める彼が、さらに付け加える。

「彼はいつも早起きして練習場に行っている。食事はそれからだ。そして、とんでもなく厳しい練習に耐えるための健康的でバランスがとれた食事を続けなければならない。

午後には自宅で、息子のクリスティアーノ・ジュニオールと一緒に少しだけシエスタ(昼の休憩)の時間がある。その後1時間から2時間、プールでエクササイズだ。とにかく、すべての時間をエクササイズに費やしている。それから軽めの夕食をとって、必ず午後11時にはベッドに入る。

あれほどのプロフェッショナルは滅多にいない。あれ以上に自己を律している男はどこにもいない。ほかにも努力をしている選手はいるが、あそこまでサッカーにすべてを捧げている男はいない。あの情熱、献身、自己犠牲の精神は特筆されるべきものだ。

クリスティアーノには満足、安住というものがない。常に、よりもっと上、いま以上の成果を求め続けている。決して『もうオレは十分成果を出した。大満足だ』と言うことがない。毎日練習して、さらに優れた選手になろうとし続けているよ」