高校中退の社員も活躍!
「学歴よりも、自分の頭で考えられるかどうかを聞かれました」
●新規事業開発室 草野 翔

新規事業開発室 草野 翔
1992年生まれ。16歳で高校中退、熊本県から単身上京し、大手IT企業に入社。3年間勤務の後、2012年11月、クックパッド入社。「ジョブズの本を読んで、起業家に憧れたりもします」。

今年21歳で、同級生はいま大学4年生です。高校の頃、朝も夜も忘れてプログラムを書いていたら出席日数が足りなくなった。自分にとって学校は必要かどうかを親と話した結果、やめることにしました。

アルバイトで稼いだお金を持って上京したときはノープラン。若気の至りです(笑)。最初は知人の紹介で大手IT企業でアルバイトを始め、3カ月後に正社員になりました。

クックパッドには普通に履歴書を書いて応募しました。面接で「自分で考えられますか?」と聞かれたのを覚えています。プログラムを注文どおりに書くだけではだめと考えていたので、それで採用してもらえたのかもしれません。

大学に行ったほうがいいよと言う人も、君には大学なんて必要ない、と言う人もいます。大学の研究施設は魅力的ですが、たとえば学費などで年間300万円かかるとしたら、僕は僕自身にそれだけ投資できないな、と判断しました。クックパッドは国内IT企業のなかでトップクラスの技術力がある。ここで働いたら成長できると思っています。

(市来朋久=撮影)
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