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マイナビAGENTの評判は?口コミからわかる実態と賢い使い方【20代30代・第二新卒向け】
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マイナビAGENTは、20代から30代半ばの転職支援に多くの実績を持つ転職エージェントである。特に初めての転職や第二新卒のサポートに強みがあり、親身なヒアリングや実践的な書類・面接対策が利用者から高く評価されている。

ただし、「一部の地方では求人数が少ない」「条件に合わない求人が紹介されることがある」といった口コミも寄せられている。

そこで本記事では、マイナビAGENT利用者の口コミをもとに良い評判と悪い評判を整理し、向いている人・向いていない人、活用のポイントまで解説する。本稿を参考に、マイナビAGENTが自分にとって有効な選択肢か見極めてほしい。

目次

  1. マイナビAGENTとは?基本情報と評判のまとめ
  2. 【良い評判】マイナビAGENTの口コミからわかるメリット
  3. 【悪い評判】マイナビAGENTの口コミからわかる注意点と対策
  4. マイナビAGENTを最大限活用するためのポイント4つ
  5. マイナビの他サービスとの違いは?【転職・スカウティング】
  6. マイナビAGENTと大手2社の違いを比較【リクルート・doda】
  7. マイナビAGENTに関するよくある質問(FAQ)

マイナビAGENTとは?基本情報と評判のまとめ

マイナビAGENTは、人材業界最大手の1つである株式会社マイナビが運営する転職エージェントである。長年の採用支援で培った実績と企業との強固なネットワークを背景に、大手から中小まで幅広い求人を取り扱っているのが特徴だ

この章では、マイナビAGENTの基本情報と評判を概観するので、まずはサービスの全体像を押さえておこう。

マイナビAGENTの基本情報

マイナビAGENTは、30,000社以上の企業と取引実績を持ち、公開求人数87,008件(2025年9月1日時点)を保有する大手転職エージェントである。登録者の76.3%以上が34歳以下であり、利用者の大半は20代・30代前半の若年層だ。

項目 内容
運営会社 株式会社マイナビ
会社設立年月 1973年8月
公開求人数 87,008件(2025年9月1日現在)
提供形態 転職エージェント
公式サイト https://mynavi-agent.jp/
マイナビAGENTの特徴.png

利用者が実際に利用できるサービスも紹介しよう。主なサービスは以下の通りである。

  • 業界・職種別に専任キャリアアドバイザーが伴走支援

    専門知識を持つ担当者が求人紹介から選考準備までを一貫して支援する。

  • 大手企業を含む非公開求人を多数保有

    一般の求人サイトには出ていない大手企業や人気企業の案件が多く、希望条件に合う求人に出合えるチャンスがある。

  • 書類添削や模擬面接など選考対策サポート

    書類選考や面接でつまずきやすいポイントをフォローし、通過率を高めるための具体的なアドバイスが受けられる。

  • 全国拠点とオンライン面談で柔軟に対応

    東京(銀座)、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡など全国主要都市に拠点を構え、オフライン・オンラインの両方で相談できる。

こうした仕組みにより、求人探しから選考対策まで切れ目なく支援を受けられるのがマイナビAGENTの特徴だ。

マイナビAGENTの評判まとめ

マイナビAGENTの評判には、「親身なサポートや選考対策の丁寧さ」を高く評価する声がある一方で、「求人の地域的な偏り」や「担当者との相性」に不満を示す声もある。サービスを利用する際には、良い面・悪い面の双方を理解しておくことが大切だ。

以下に代表的な良い評判と悪い評判を紹介する。

良い評判(ポジティブな声)
  • 自分の強みを引き出してもらい、思いがけない求人紹介につながった
  • キャリアアドバイザーが親身で、書類添削や面接対策も丁寧だった
  • 20代向けの求人が多く、自分に合う案件を見つけやすかった
  • 初めての転職だったが進め方を丁寧にサポートしてもらえた
悪い評判(ネガティブな声)
  • 求人が都市部に集中し、地方では選択肢が限られていた
  • キャリアアドバイザーの対応に差があり、担当者によって当たり外れがあった
  • 電話やメールの連絡が頻繁で、しつこいと感じる場合があった

利用者の受け止め方は立場や目的によって異なる。そのため、事前に肯定的な意見と否定的な意見の両方を知ったうえで活用するとよいだろう。

マイナビAGENTが向いている人・向いていない人

マイナビAGENTの評判や利用者層を分析すると、利用が適する人と適さない人の特徴が明確になる。以下を参考に、自身の状況と照らし合わせてみよう。

マイナビAGENTが向いている人
  • 20代や第二新卒で、将来性を評価する求人を探したい人
  • 初めての転職で不安があり、選考対策を丁寧に受けたい人
  • キャリアの方向性が定まらず、相談を通じて転職活動を進めたい人
マイナビAGENTが向いていない人
  • 40代以上や高年収の案件を希望する人
  • 地方やニッチな職種を重視する人

自身の状況に合致する点が多ければ、マイナビAGENTは有力な選択肢となるだろう。

【良い評判】マイナビAGENTの口コミからわかるメリット

マイナビAGENTは、複数の側面において高い評価を得ている。口コミでは「担当者の対応力」「求人の質」「サポート体制」「アプリの利便性」といった点に満足する声が多く、利用者の転職活動を支えている。

そうした声を整理すると、メリットは以下の5点にまとめられる。

キャリアに寄り添う親身なヒアリング

マイナビAGENTの大きな強みとして挙げられるのが、キャリアアドバイザーによる「対話の質」である。多くの利用者が、将来像まで踏まえた親身なヒアリングを高く評価している。

実際の口コミからも、その手厚さがうかがえる。

口コミ

女性28歳

5

転職前:エネルギー・インフラ業界、営業

転職後:サービス(飲食・観光・美容など)業界、経理・財務・会計

女性の担当者が非常に丁寧に、これまでの職務経験や失敗したことまで詳しく聞き取ってくれた。過去をここまで深く聞いてくれるエージェントは少なく、大きな安心感があり「この人となら大丈夫だ」と思えた。

口コミ

男性33歳

5

転職前:商社業界、マーケティング・PR

転職後:コンサルティング業界、営業

初回面談から丁寧にヒアリングしてもらい、自分のキャリアや価値観を理解したうえで提案してくれた点が印象的だった。単なる求人紹介ではなく、自分自身をしっかり見てもらえた実感があった。

丁寧に話を聞いてもらえることで、利用者は安心してキャリアを任せられると感じている。信頼できる相談相手の存在が転職を前向きに進める後押しになっている。

丁寧な書類添削や実践的な面接対策

転職活動の成否を分ける応募書類と面接。マイナビAGENTでは、この2つの選考対策が「実践的で役立つ」と高く評価されている。形式的なアドバイスではなく、一人ひとりの強みを引き出し、企業目線を踏まえた具体的な助言が、選考突破の力になっている

実際の口コミを見ても、その効果は明確だ。

口コミ

女性26歳

4

転職前:不動産・建設業界、営業

転職後:不動産・建設業界、営業

履歴書の添削で自分では気づかなかった強みを表現できるようになり、面接練習でも想定質問への答え方を具体的にアドバイスしてもらえた。実践的な指導のおかげで、落ち着いて本番に臨むことができた。

口コミ

男性31歳

5

転職前:小売・流通業界、コンサルタント

転職後:商社業界、コンサルタント

面接指導に力を入れてもらい、答え方の工夫や企業が重視する視点を学べた。選考全体を通じて自信がつき、職場選びにも役立つアドバイスを得られた。

書類添削や面接対策のサポートによって、本番の場面でも安心して臨めるようになり、自身の強みを効果的にアピールできる。その結果、採用につながる可能性を広げられる。

質の高い求人と的確な提案力

マイナビAGENTの強みは、非公開を含む求人の質と、利用者一人ひとりのキャリアを踏まえた提案力にある。通常では接点を持ちにくい優良企業の紹介や、新たな選択肢を示す提案が、転職の可能性を大きく広げている。

実際の体験談にも、質の高さや的確な提案を裏づける声が多い。

口コミ

女性25歳

4

転職前:医療・福祉業界、医療・福祉(医師・看護師・薬剤師など)

転職後:医療・福祉業界、医療・福祉(医師・看護師・薬剤師など)

厳しい条件の中でも、自分では探せなかった求人を複数紹介してもらえた。親身に相談に乗ってもらえたことで、安心して応募を進められた。

口コミ

男性33歳

4

転職前:不動産・建設業界、営業

転職後:コンサルティング業界、営業

これまでの経歴や希望を踏まえて「こんな方向性もある」と提案してもらい、視野が広がった。単なる求人紹介にとどまらず、自分に合った選択肢を示してくれた点が印象的だった。

大手ならではの企業ネットワークと的確な提案が組み合わさることで、転職の選択肢が広がる。結果として、自らに適した企業に出合う可能性は一段と高まる。

初めての転職でも不安なく進められる伴走サポート

「転職したいが、何から始めればいいかわからない」。そんな初心者の不安に対し、活動の初期からゴールまで支えてくれる体制は、マイナビAGENTの大きな特徴である。

利用者の体験談からも、初めての転職を支えるサポート体制の手厚さが伝わってくる。

口コミ

女性32歳

4

転職前:不動産・建設業界、営業

転職後:サービス(飲食・観光・美容など)業界、サービス業(販売・接客・美容など)

初めての転職で不安ばかりだったが、「とりあえず相談したい」という段階から親身に対応してもらえた。ヒアリングを重ねる中で、自分の希望が整理されていき、安心して一歩を踏み出せた。

口コミ

男性28歳

4

転職前:小売・流通業界、営業

転職後:コンサルティング業界、営業

転職経験がなく進め方がわからなかったが、担当者が最初から伴走してくれた。求人提案だけでなく、面接練習や書類添削まで丁寧にフォローしてくれたおかげで、不安を抱えずに活動を続けられた。

経験が浅くても、相談を重ねる中で転職の方向性を見つけやすくなる。そのため、不安を抱かずに次の一歩を踏み出しやすい。

使いやすいアプリと検索機能

マイナビAGENTは、アプリの使いやすさでも高い評価を得ている。検索では「第二新卒歓迎」「未経験可」「急募案件」など、若手や経験の浅い人が重視する条件を細かく設定できる。さらに「ベンチャー」「外資」「大手企業」といった志向別の絞り込みも可能だ。

それでいて操作はシンプル。直感的に操作でき、条件の追加や削除もワンタップで完結する。多忙な人でも効率よく求人を探せる点が支持されている。

口コミ

女性31歳

5

転職前:不動産・建設業界、人事・総務・法務

転職後:メーカー(製造業)業界、エンジニア(機械・電気・建築など)

検索機能がシンプルで使いやすく、通知も見やすかった。不要な通知の管理も簡単で、確認漏れなく転職活動を進められた。

口コミ

男性34歳

4

転職前:小売・流通業界、サービス業(販売・接客・美容など)

転職後:メーカー(製造業)業界、その他

条件を絞って検索できるため、自分に合った求人を効率的に探せた。操作がわかりやすく、ストレスなく使えた点が良かった。

アプリを活用すれば、短時間でも効率的に求人を見つけられる。キャリアアドバイザーの支援とあわせて使うことで、転職活動を無理なく進められる。

【悪い評判】マイナビAGENTの口コミからわかる注意点と対策

マイナビAGENTには高い評価がある一方で、否定的な口コミも寄せられている。多くは「地域による求人数の差」や「担当者との相性」など、サービスの利用状況に左右されるものだ。ただし事前に理解しておけば、防げるケースも少なくない。

ここでは口コミから明らかになった4つの注意点と、その対策を紹介する。

地方によっては求人が少ない

マイナビAGENTの求人は、東京・大阪・名古屋といった大都市圏に集中する傾向があるため、一部の地方では紹介数が限られるという指摘がある。

口コミ

女性28歳

3

転職前:商社業界、企画・事業開発

転職後:医療・福祉業界、医療・福祉(医師・看護師・薬剤師など)

都会は求人が多く選択肢が広いと感じたが、地元に戻って探そうとすると求人数が限られていた。担当者は親身に対応してくれたものの、希望勤務地では選択肢の少なさを実感した。

希望する地域の求人数が少ないと感じた場合は以下の工夫をしてみよう。

対策

● 全国規模の求人をカバーする転職エージェント(リクルートエージェントやdodaなど)を併用する
● Uターン・Iターン転職の場合は、地域特化型のエージェントを活用する

複数のサービスを併用すれば、地方でも納得できる求人と出合える可能性を広げられる。

担当者によって当たり外れがある

マイナビAGENTでは、担当者の経験や人柄によって対応の質に差が出ることがある。実際に「期待していたサポートが得られなかった」といった口コミが寄せられている。

口コミ

女性26歳

3

転職前:不動産・建設業界、営業

転職後:不動産・建設業界、営業

担当者とのコミュニケーションにやや差があり、もう少し細やかな対応を期待していた部分があった。全体としては満足しているが、改善の余地はあると感じた。

担当者の経験や人柄によって満足度に差が出ることはめずらしくない。合わないと感じたら、早めに担当変更を検討したい。

対策

● 担当者に不満を感じたら、早めに担当変更を申し出る
● 初回面談の時点で、自分の希望や不安を具体的に伝え相性を確認する

無理に我慢するより、早めに切り替えるほうが得策だ。納得できる担当者と出会えれば、不安を減らし前向きに転職活動を続けられる。

条件に合わない求人を紹介される場合がある

マイナビAGENTでは、紹介される求人数は多いものの「条件と完全には一致しない案件が多い」という口コミも見られる

口コミ

男性33歳

3

転職前:不動産・建設業界、営業

転職後:コンサルティング業界、営業

紹介してもらった求人は多かったけど、「これだ!」と思えるものは少なかった。リモートワークや年収、勤務地など条件面で微妙にズレている案件が多く、少し妥協が必要に感じた。数はあるけど、自分にピンとくる求人は限られていた。

紹介が多いからといって、必ずしも希望条件に合致するとは限らない。そのため、活動を進める際は必須条件と妥協できる条件を整理しておくことが大切になる。

対策

● 必須条件と妥協条件を事前にリスト化しておく
● 優先度の低い条件は柔軟に見直す

優先順位を明確にしておくと、数ある紹介の中から納得度の高い案件を見極めやすくなる。

連絡が多く負担に感じることがある

一部の利用者からは「電話やメールが頻繁すぎる」との不満も出ている。特に在職中は勤務時間中に連絡が重なると負担になりやすい。

口コミ

女性27歳

3

転職前:メーカー業界、営業

転職後:サービス業界、企画・事業開発

求人を紹介してもらえるのはありがたいが、仕事中に何度も電話が入ると対応できず困った。メール中心にしてもらえれば、もっと使いやすかったと思う。

連絡の頻度や手段が生活リズムに合わないと、ストレスを感じやすい。だが、希望をあらかじめ共有しておけば防げる場合も多い。

対策

● 初回面談の際に、希望する連絡手段(メール・LINEなど)を明確に伝える
● 勤務中など電話を避けたい時間帯を指定しておく
● 求人紹介の頻度を「週に1〜2回」など具体的に依頼する

自身の状況に合わせたルールを最初に共有しておけば、余計な負担を減らしながら必要な情報を受け取れる。結果として、効率よく転職活動を進められるだろう。

マイナビAGENTを最大限活用するためのポイント4つ

マイナビAGENTは多くのメリットを持つサービスだが、使い方次第で成果は大きく変わる。大切なのは、自ら主体的に動き、サービスの強みを最大限に引き出すことだ。

ここでは口コミや体験談をもとに、マイナビAGENTを効果的に使うための4つのポイントを紹介する。

初回面談でキャリアプランを主体的に伝える

マイナビAGENTを最大限に活用するには、初回面談において自身のキャリアプランを明確に伝えることがカギとなる。ここでどれだけ具体的に思いを伝えられるかが、その後に紹介される求人のマッチ度やサポートの手厚さに直結する。

受け身で臨むのではなく、キャリアアドバイザーに対して「本気度が高い」と印象づけることで、優先的に良い求人を紹介してもらいやすくなる。そのためには、以下のポイントを整理しておくと効果的だ。

  • 転職理由のポジティブ転換

    ネガティブに映りやすい理由も前向きに言い換える。例えば「給与が低い」ではなく「成果を正当に評価される環境で挑戦したい」と表現する。

  • 必須条件と希望条件の整理

    「MUST(必須条件)」と「WANT(希望条件)」をあらかじめ区分して伝えることで、紹介される求人とのミスマッチを防ぎやすくなる。

  • 5年後・10年後のキャリアビジョン

    役職・スキル・年収など、将来像を具体的に示す。担当者が長期的なキャリア形成を意識した提案をしやすくなる。

十分な準備を行うことで、初回面談を単なる相談にとどめず、自身の可能性を的確に伝える場とすることができる。結果として、担当者からの理解や信頼を得やすくなり、より質の高い求人紹介につながるだろう。

担当者を見極め、信頼関係を築く

マイナビAGENTを活用するうえで、担当者の質は成果を左右する大きな要素となる。まずは自身に適した担当者かどうかを冷静に見極め、そのうえで信頼関係を築くことが成果につながる。

担当者を見極める際は、以下の観点で合うかどうかを判断しよう。

チェック項目 確認の目安
話を丁寧に聞いてくれるか 求人希望やキャリアの背景まで掘り下げてくれる
業界・職種の知識があるか 具体的な企業事例を交えて説明してくれる
デメリットも正直に伝えるか 「合わない可能性がある」と率直に指摘する
レスポンスの速さ メール返信や調整がスムーズに行われる

これらの項目を初回面談ややり取りの中で確認すれば、早い段階で相性を見極められる。さらに、信頼関係を深めるためには、以下の行動を意識すると効果的だ。

  • メールや電話にはできるだけ早く返事をし、面接後の感想もフィードバックする
  • 紹介された求人には理由を添えて反応し、次回の提案につなげてもらう
  • 面接指導や添削に感謝を伝えるなど、小さな一言を欠かさない

積極的にコミュニケーションをとることで、担当者は「この人には本気で応えたい」と感じやすくなる。結果として、より精度の高い求人紹介やきめ細かいサポートにつながるだろう。

地方で活動する場合は複数エージェントを併用する

地方の転職活動では、マイナビAGENTだけでは求人が限られる場合がある。そのため、地方で転職活動を進める際は、複数エージェントを組み合わせて情報を補完することが重要だ。

以下に、目的や状況に応じた「地方転職での併用パターン」をまとめた。

目的・状況 併用のポイント おすすめのエージェント 主なメリット
地方で幅広く探したい 全国展開している大手エージェントを追加登録 リクルートエージェント / dodaなど 地方求人を網羅的に探せる
地元にUターン・Iターン転職 地域密着型エージェントを活用 地域特化型の中小エージェント その地域に強い独自求人や企業情報を得られる
専門職で地方転職を目指す 専門特化型エージェントを併用 地域展開する専門職特化型の中小エージェント 特定職種に強い求人を効率的に探せる

複数エージェントを併用すれば、「求人が少ない」という不安を解消しつつ、地方でも納得のいく転職先に出合える可能性が高まるだろう。

質の高い非公開求人を引き出す

マイナビAGENTには、一般には公開されていない非公開求人が数多く存在する。ただし、これらは待っているだけでは紹介されない。自身の強みを的確に伝え、担当者に「この人なら紹介したい」と思わせる工夫が必要だ

非公開求人を引き出すためのポイントは次の3つである。

  • 市場価値をアピールする

    自分の経験やスキルを具体的に伝え、客観的にどの程度の価値があるのかを示す。
    例:「現職では〇〇の実績を上げ、チームの売上を前年比120%に伸ばしました」

  • 希望条件を具体的に伝える

    「〇〇業界で△△の経験を生かせる、裁量権の大きいポジションに興味があります」といった形で明確に提示することで、担当者は非公開案件を提案しやすくなる。

  • 熱意を示す

    転職への意欲を担当者に伝えることで、非公開案件を優先的に紹介してもらいやすくなる。
    例:「将来的にはマネジメントにも挑戦したいと考えています。もし私の経歴にマッチする非公開求人があれば、ぜひご紹介ください」

このように主体的に動くことで、担当者から信頼を得やすくなり、非公開求人を紹介してもらえるチャンスが広がる。

マイナビの他サービスとの違いは?【転職・スカウティング】

マイナビグループには転職希望者向けにいくつかのサービスがある。それぞれ仕組みや対象者が異なるため、違いを理解して使い分けることが大切だ。

以下の表に主要サービスの特徴をまとめた。

マイナビ転職 マイナビスカウティング マイナビAGENT
サービス形態 求人情報サイト スカウト型プラットフォーム 転職エージェント
主体性 求職者主導型(自ら検索・応募する) 受動・反応型(職務経歴を登録しスカウトを待つ) 伴走型(キャリアアドバイザーと二人三脚で進める)
対象者 20代~30代の若手から中堅層 30代~40代のミドル・ハイクラス層 20代〜30代半ば、特に転職初心者
求人数 公開求人数:46,589件 公開求人数:97,903件 公開求人数:87,008件
主要サポート内容 自己分析ツール、転職ノウハウ記事、転職フェアなどの情報提供 市場価値診断ツール、ハイクラスのスカウト受信 キャリア相談、書類添削、面接対策、年収交渉など、全行程での人的サポート
公式サイト
※2025年9月1日現在

表の通り、マイナビ転職は「自ら探して応募する」スタイルで、幅広い求人を主体的に比較検討したい人に向いている。

一方、マイナビスカウティングは「待つ」スタイルで、職務経歴を登録すると企業やエージェントから声がかかる仕組みだ。多忙で求人検索に時間を割きにくい人や、自身の市場価値を知りたいミドル・ハイクラス層に適している。

そして、マイナビAGENTは専任のキャリアアドバイザーが伴走し非公開求人や書類・面接サポートを受けられるのが特徴だ。

転職サービスは1つに決め打ちせず、状況や目的に応じて組み合わせるのが賢い活用法だ。

例えば、マイナビ転職で幅広く情報を集め、マイナビAGENTで専門的なサポートを受け、マイナビスカウティングで思わぬチャンスを待つといった使い分けで、転職活動の選択肢は一段と広がる。

マイナビAGENTと大手2社の違いを比較【リクルート・doda】

転職エージェントはキャリアアドバイザーが伴走し、転職活動を支援する仕組みである。だからこそ、「どのエージェントを転職活動のパートナーとして選ぶか」は慎重に見極める必要がある。

なかでも比較対象として必ず挙がるのが、業界最大手のリクルートエージェントとdodaだ。以下に特徴をまとめた。

リクルートエージェント doda(デューダ) マイナビAGENT
年齢層 幅広い年齢層 20代~30代中心 20代~30代半ば
特徴 業界最大級の求人数と企業との強い交渉力 求人紹介とスカウト機能を兼ね備えた利便性 初めての転職や第二新卒への丁寧な伴走サポート
求人数 公開求人:約61万件
非公開求人:約44万件
公開求人:約25万件 公開求人:約8.7万件
対応エリア 全国・海外 全国・海外 全国
詳細
※2025年9月1日時点

リクルートエージェントは「業界最大級の求人数と企業交渉力」に強みがあり、幅広い選択肢を確保したい人に適している。dodaは「求人紹介とスカウト機能を兼ね備えた利便性」が魅力で、効率よく活動を進めたい人に向いている。

一方、マイナビAGENTは「20代や第二新卒に特化した手厚いサポート」が特徴で、初めての転職や経験の浅い層に安心感がある

転職エージェントは情報量だけでなく、担当者の提案力や相性が鍵になる。迷う場合は2〜3社で面談し、最も信頼できる転職エージェントを軸に転職活動を進めるのが効果的だ。

マイナビAGENTに関するよくある質問(FAQ)

マイナビAGENTの利用料金は無料?
完全無料で利用できる。キャリア相談から求人紹介、書類添削、面接対策、内定後の条件交渉まで、すべてのサービスが無料だ。これは、採用が決まった企業側から成果報酬を受け取る仕組みのためで、求職者に費用がかかることはない。
転職を迷っていても相談できる?
キャリア相談だけであっても活用可能だ。「良い企業があれば検討したい」「まずは市場価値を知りたい」といった情報収集段階での利用も歓迎される。強引に転職を迫られることは基本的にないため、キャリアに関する相談相手として気軽に活用できる。
担当者から連絡が来ない時の対応は?
連絡が来ない原因としては、「紹介できる求人がない」「担当者が多忙」「転職意欲が低いと見なされている可能性がある」などが考えられる。状況確認のメールを送り、それでも改善しない場合は担当者の変更を依頼するか、他のエージェントを併用しよう。
退会・解約は簡単にできる?
退会・解約は簡単に手続きできる。担当のキャリアアドバイザーに直接メールや電話で退会の意思を伝えるか、公式サイトの問い合わせフォームから申請可能だ。手続きが完了すれば、個人情報は適切に処理され、基本的にその後の連絡は来なくなる。