エン転職の評判＆口コミ！「やばい、ブラックな求人が多い」って本当？真相を独自アンケート調査で徹底検証

エン転職は、エン･ジャパン株式会社が運営する総合転職情報サイトだ。エン･ジャパン株式会社は、1995年にインターネット求人サイトを立ち上げた、30年近い歴史がある企業である。

しかし、エン転職について調べると、「エン転職やばい」「ブラックばかり」などといった検索ワードも表示される。実際のところ、どうなのだろうか。そこで、PRESIDENT Growthアフィリエイト記事制作チームは、エン・ジャパンの「やばい」「ブラック」という評価の真相を確かめるため、「ビズリーチの評判に関する口コミアンケート」をインターネット上で実施した。

PRESIDENT Growthアフィリエイト記事制作チームがエン転職の利用経験者にアンケート を取ったところ、同じ会社が何度も新着求人を出していることや、勤務条件の詳細が分からない求人があったことなどから、「ブラックな求人が多いと感じた」という口コミが見られた。

一方、求人数が多いことや、エン･ジャパンの社員自らが企業へ独自取材をした情報や動画がアップされていることを評価する良い口コミも見られた。

本記事では、エン転職のサービス利用者の口コミ評価を元に、エン転職の利用が向いている人、向いていない人について解説する。利用を検討している人は、自分に合うかどうかを判断する参考にしてほしい。

エン転職はやばいって本当？悪い評判、口コミ

エン転職の悪い評判や口コミには以下のようなものがある。

特に多く寄せられたのは「希望と異なる求人が多い」という口コミだ。以下で詳しく見ていく。

希望と異なる求人やスカウトが多い

「希望と異なる求人やスカウトが多い」という口コミを見ると、企業や人材紹介会社から直接メッセージが届く「スカウト」について、質の低さを指摘する声が多く聞かれた。

エン転職は、求人情報を閲覧し、応募するための転職サイトだ。加えて求人を募る企業が、自社で設定した条件に合う求職者に対して、一括で定形のスカウトメールを送信できるようになっている。一括でメールが送られるため、転職者の希望する細かな条件に合わないスカウトが届く可能性もあるだろう。

もし「より細かい希望条件にマッチした求人のみに絞りたい」と感じたら、次に紹介するような他の転職サービスに追加登録してみよう。

ブラックな求人が多いと感じた

エン転職の利用者からは、同じ会社が何度も新着求人に表示されたり、勤務条件の詳細が分からない求人が多かったりすることなどから、「ブラック企業が多いと感じた」との声も聞かれた。

エン転職の掲載求人数は10万件を超えているため、中には上記のような「ブラック企業」だと感じてしまう求人もあるかもしれない。

しかし、こうした求人数の豊富さはこのあとに紹介する「幅広い業界を見ることができた」という良い評判や口コミにもつながっている。

「ブラックだ」と感じる求人を避けるためには、エン転職の独自取材レポートを参考にするとよい。独自取材レポートは企業への取材をもとに作られており、掲載されている求人のやりがいや向いている人の特徴だけでなく、向いていない人の特徴など、転職後のミスマッチを防ぐ情報も掲載されている。

サポートが手薄

エン転職の利用者からは「サポートが手薄」「頼りがいはなかった」という口コミも見られた。

ここで注意したいのが、エン転職は、あくまでも求人情報を閲覧し、応募するための転職サイトということだ。企業から応募歓迎の通知が届いたり、人材紹介会社からスカウトを受け取れたりすることもあるが、基本的に自分で情報収集しながら転職活動を進める必要がある。

初めての転職活動で、書類作成や面接対策に不安がある人は、エン転職だけでなく、以下のような転職者へのサポートに力を入れているエージェント型のサービスも併用しよう。

ミドルやシニア向けではない

エン転職の利用者からは「ミドルやシニア世代向けではない」という口コミも見られた。

エン転職の法人向けサイトによると、会員の約70％が35歳以下の若手層で、LINEやインスタグラムなど、SNSでのプロモーションに力をいれていることが分かる。

プロモーション方法からも若手層の求人に注力していることがうかがえるため、40代以上の求人を中心に探したい人や、ハイクラス転職を狙う人は、以下のような転職サイトも併せて検討しよう。

エン転職の良い評判、口コミ

エン転職の良い評判や口コミには以下のようなものがある。

特に多くの利用者から聞かれたのが「求人の数が多い」という評判だ。詳しく紹介していく。

求人の数が多い

上記のように求人数をメリットとして挙げる声もあるが、エン転職の公開求人数は12万2,791件（2024年12月22日現在）で、他の転職サービスと比べて突出して多いわけではない。

それでも「求人数が多い」と感じられるのは、幅広い職種や地域をカバーしているためだと考えられる。

職種を見ると、人気の営業系は約2,000件、企画･事務･マーケティング･管理系も約2,000件と豊富だ。これらよりは少ないが、技術系は約600件、公務員、団体職員も80件近くの求人が掲載されている（2024年12月22日現在）。

地域別では、人口の多い東京都は3,000件近くあり、比較的求人数が少ない都道府県においても300件以上の求人がある（2024年12月22日時点）。

独自取材の情報や動画で会社の雰囲気が分かる

エン転職には、「動画で会社の雰囲気が分かる」という良い口コミも見られた。

エン転職の求人情報には全て、エン･ジャパン社員が独自取材した「取材担当者のコメント」が設けられている。取材者が感じた採用企業の印象や仕事のやりがい、向いている人、向いていない人などが、第三者の視点でまとめられている。

採用企業側が発信する情報ではなく、転職サイトの社員が独自に取材をし、記事として掲載することで、客観的な情報を得られるのはエン転職の強みの一つだ。

取材者のレビューには、動画がアップされており、会社周辺の街並みや社内の雰囲気も分かる。

エン転職で興味のある企業を検索して、社内の雰囲気や独自情報をチェックしてみるとよいだろう。

エン転職の利用がおすすめの人、おすすめでない人

口コミ評価などを元にすると、エン転職の利用をおすすめできるのは以下の条件に当てはまる人だ。

エン転職は、法人向けサイトで「35歳以下の会員が多いこと」をアピールするなど、主に若手転職者に向けたサービスとして展開していると思われる。それは、40代以上の転職者から「自分に合う求人が少ない」という口コミが複数見られたことからも感じられる。

このことから、エン転職は特に20代〜30代の若手転職者にとっては、自分に合う求人が見つかりやすいと考えられる。

また、全ての求人情報にエン･ジャパン社員の独自取材による企業情報が掲載されているので、情報収集にも役立つサービスといえる。

エン転職の利用をおすすめする人がいる一方、以下のような人には向いていない。

40代以上のミドル･シニア層は、エン･ジャパンが展開する「ミドルの転職」など、専用のサービスを利用したほうが、自分にマッチする企業をより多く探せるだろう。

また、エン転職では、求人を検索したり、企業から届いたスカウトへ返信したりするなどして、自ら進んで行動する必要がある。

このため、手厚いサポートを受けながら転職活動を進めたい人は、専任エージェントからのサポートを受けられる「転職エージェントサービス」の利用がおすすめだ。

エン転職に登録すると、在籍企業にばれる？

エン転職には企業からのスカウト機能も存在するため、「現在転職活動中であることを、転職サイトを通じて勤務先や取引先にばれたら困る」と不安に思う人も多いだろう。エン転職の場合、勤務先や取引先など特定の企業を指定して、WEB履歴書を非公開にすれば、周囲にばれずに転職活動ができる。

WEB履歴書を非公開にする手順は、次のとおりだ。