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リクルートダイレクトスカウトは、人材業界大手のリクルートグループが運営するハイクラス転職を狙う人向けのサービスだ。ユーザーからは、以下のような評判・口コミが寄せられている。

リクルートダイレクトスカウトの良い評判・口コミ

リクルートダイレクトスカウトは「求人数が多い」という良い評判や口コミがある一方、「スカウトが多すぎる」という悪い評判・口コミもある。

本記事ではまず、同じグループ会社のサービス「リクルートエージェント」とも混同されやすいリクルートダイレクトスカウトの仕組みや特徴を解説する。その上で、口コミによる評判も紹介し、どんな人におすすめなのかを詳述していく。リクルートエージェントとの違いも徹底比較するので、これから利用する人は参考にしてほしい。

■リクルートダイレクトスカウトの口コミ評価
口コミ評価点数
(5点満点中)
総合評価 3.06点
求人数 3.17点
求人の質 3.08点
サポートの手厚さ 3.01点
■この記事を読む人におすすめのハイクラス人材向け転職サイト
求人公開数 特徴
リクルート
ダイレクト
スカウト
42件1,073件 経験やスキル、希望条件を選ぶと、レジュメが作成される。企業やエージェントからスカウトを受け取れる
ビズリーチ 31万7,516件 求人の3分の1以上が年収1,000万以上。企業やヘッドハンターからスカウトが届く
ミドルの転職 33万2,527件 登録者の平均年齢は45歳、30代・40代のミドル専用サイト。求人数が多く、専門分野に精通したエージェントによる支援ある
doda X 6万1,859件 ヘッドハンターや企業からのスカウトが届く以外に、doda X求人紹介担当が企業との間に入りサポートしてくれる
JACリクルートメント 2万1,521件 独自のグローバルネットワークにより、外資系企業や海外進出企業への転職をサポート。英文レジュメ作成や英語面接対策の支援もある
(2024年12月15日現在)

目次

  1. リクルートダイレクトスカウトの仕組み・特徴
    1. リクルートダイレクトスカウトとは?
    2. リクルートダイレクトスカウトの特徴
    3. リクルートダイレクトスカウトとリクルートエージェントの違い
  2. リクルートダイレクトスカウトの悪い評判・口コミ
    1. スカウトが来すぎる
    2. マッチしていない求人を紹介されることがある
    3. ハイキャリア求人・高年収案件が少ない
  3. リクルートダイレクトスカウトの良い評判・口コミ
    1. 求人数が多い
    2. 企業から直接スカウトが届く

リクルートダイレクトスカウトの仕組み・特徴

まず、リクルートダイレクトスカウトの仕組みや特徴を解説する。

リクルートダイレクトスカウトとは?

リクルートダイレクトスカウトとは、転職希望者と採用企業をマッチングするスカウト型の転職サイトだ。転職希望者が会員登録時に経歴などを登録すると、企業や転職エージェント(人材紹介会社の担当者)からスカウトが届く仕組みだ。

転職希望者は完全無料で利用でき、企業も初期費用は不要となっている。利用者の入社が決定した際に、企業から支払われる採用報酬がサイト運営者の収益となる。

リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス人材向けサービスをうたっているだけあって、登録者の約50%が年収750万円以上だ(2021年6月時点)。

リクルートダイレクトスカウトの特徴

リクルートダイレクトスカウトの主な特徴は、次の3つだ。

特徴1:アンケートに答えるだけでレジュメを作成

リクルートダイレクトスカウトには、利用登録時、経歴などを答えるだけでレジュメを作成してくれる機能がある。

職務経歴書を一からつくるとなるとそれなりに手間がかかる。在職中に転職活動を行う場合は、本業との両立で忙しく、書類作成が進まないことも少なくない。そうした状況の人にとって、便利で役立つ機能といえる。

転職活動において書類作成のサポートをしてくれる機能があるのは、人材業界大手リクルートグループのサービスならではの特徴だ。レジュメ作成機能は、2023年12月4日、全面リニューアルした際に刷新された。この機能で作成したレジュメは、リクナビNEXTなど、リクルートのその他の転職サービスでも共通で利用できるのも大きな特徴といえるだろう。

特徴2:AIが企業と転職者をマッチング

リクルートダイレクトスカウトでは、登録したレジュメの情報をAIが分析し、希望に合う求人を紹介してくれる。

転職希望者が企業に対して「気になる」ボタンを押したり、スカウトメッセージに返信したりするたびに、サイト上に行動履歴が蓄積される。このデータをAIが機械学習することで、転職希望者によりマッチした求人をレコメンドしてくれるという仕組みだ。

転職希望者側は、求人の中から興味を持ったスカウトに返信し、企業とチャットでやり取りできる。リクルートダイレクトスカウトのWEBサイトやアプリ内にチャットの機能があるため、採用担当者との連絡もスムーズにできる。

自ら求人を探す手間がかからないため、在職中の人や、子育てや介護と転職活動を両立したい人にはうれしいサービスといえる。

特徴3:完全無料で利用できる

リクルートダイレクトスカウトは登録から転職まで完全無料で利用できる。

リクルートダイレクトスカウトの機能・サービス
  • レジュメ作成
  • 求人おすすめ機能
  • 企業や転職エージェント(人材紹介会社の担当者)からのスカウト
  • 企業やエージェントとやり取りできるチャット機能
  • 転職コラムの閲覧

ハイクラス人材向けの転職サイトの中には、一部機能が有料のものもある。下表に、有料サービスの一例をまとめた。

■一部機能が有料な転職サービス例
有料サービス 金額
ビズリーチ ・すべてのスカウトの閲覧、返信
・すべての求人の検索、閲覧、応募・ビズリーチプレミアムの各種コンテンツの利用
・Web版からアップグレードする場合(Web決済)5,478円(税込)※30日間コース
・アプリからアップグレードする場合は月額5,500円(税込)
doda X doda Xキャリアコーチング 2万1,780円(税込)

リクルートダイレクトスカウトは、豊富な機能を備えながらも完全無料で利用できる点が強みだ。コストがかからないため、転職をまだ本格的には行っていない場合でも、気軽に登録できる。

リクルートダイレクトスカウトとリクルートエージェントの違い

リクルートダイレクトスカウトとリクルートエージェントは、どちらも同じリクルートグループが運営する転職サービスだが、提供される内容には細かな違いがある。

リクルートダイレクトスカウトは、転職希望者と企業やエージェントをマッチングするサービスだ。一方リクルートエージェントは、専任担当者が転職活動をサポートしてくれるサービスである。両者の違いについて、下表にまとめた。

■リクルートダイレクトスカウトとリクルートエージェントの違い
リクルート
ダイレクト
スカウト
リクルート
エージェント
サービス スカウト型 エージェント型
専任のエージェント いない いる
書類作成・
面接対策の
サポート
なし あり
メリット ✓企業の採用担当者と直接やり取りできる
✓さまざまな転職エージェントの中から自分に合う担当者を選ぶこともできる
✓転職活動におけるサポートを受けられる
デメリット ・書類作成、面接対策などのサポートが受けられない ・担当となるエージェントが専任制なので、自分に合う人を選ぶことはできない
・企業の採用担当者と直接やり取りできない

転職に慣れている人や、エージェントを自分で選びたい人、エージェントのサポートが不要だと考える人は、リクルートダイレクトスカウトのみでも十分転職活動を進められるだろう。

一方、転職するのが初めてで、書類作成や面接対策に不安があり、手厚いサポートを受けながら転職活動を進めたい人は、専任担当者のサポートを受けられるリクルートエージェントの併用がおすすめだ。

どちらか片方を利用するのでも良いが、2つのサービスは同じリクルートIDでログインでき、レジュメも共有できる。両者を併用するのもおすすめだ。

リクルートダイレクトスカウトの悪い評判・口コミ

まずはリクルートダイレクトスカウトの悪い評判・口コミから紹介する。

特に多くの人から寄せられたのが「スカウトが来すぎる」というものだ。詳しく見ていこう。

スカウトが来すぎる

口コミ

30代男性サービス利用年:2023年(IT・ソフトウェア・情報処理)

スカウトメールが大量に届く

4

かなり多くのスカウト側のメールが大量に届くこともありました。一つ一つ確認するのはやや手間だったので、できればもうちょっと絞れるようにしてほしいところです。後はそこまで悪くなかったです。

口コミ

30代女性サービス利用年:2024年(情報、広告・通信・マスコミ)

ほぼ毎日スカウトが来る

3

ほぼ毎日スカウトが来ていた。ただ、何回もスカウトを送ってくる企業や転職エージェントがいるので、企業数やエージェント数にするとそこまで多くないのかもしれない。だから、自分の興味がある企業からのスカウトを見逃さないようにしないといけなかった。スカウトが多く来ると思ってサービスを利用しはじめたので、それほど多いとは思わない程度だった。

口コミ

30代男性サービス利用年:2021年以前(IT・ソフトウェア・情報処理)

意にそぐわないメールが多く、苦痛

1

リクルートダイレクトスカウトは、スカウトメールが自動配信される仕様であることから、意にそぐわないスカウトメールを何通も受け取る形となっていた。見たくないものを半強制的に見せられ、対応を求められるのは苦痛であった。

回答者のほとんどが月20件以上のスカウトを受け取っており、中には月50件以上のスカウトを受け取っている人もいた。

リクルートダイレクトスカウトのスカウト件数が多い原因は、利用する企業側の料金プランにある。企業が支払う料金は転職希望者の入社が決まったときに発生する成果報酬(年収の一部)のみであり、初期費用は0円だ。スカウト送信数も無制限のため、企業は費用を気にすることなく自由にスカウトメールを送ることができる。

幅広い業界、業種から仕事を探したい人や自分の市場価値を知りたい人には、リクルートダイレクトスカウトはうれしい仕組みであろう。しかし、多数のスカウトメールの中から自分が関心のある求人を探すのが面倒な人には、向いていない可能性がある。

厳選されたスカウトを受け取りたい人には、リクルートダイレクトスカウトと比べて求人数は少ないといわれるが、質への評価が高い(※)ビズリーチの利用がおすすめだ。

※PRESIDENT Growthアフィリエイト記事制作チーム実施調査「ビズリーチの評判に関する口コミアンケート」より

マッチしていない求人を紹介されることがある

口コミ

30代女性サービス利用年:2024年(情報、広告・通信・マスコミ)

職務内容がマッチしていない

3

リクルートダイレクトスカウトは、はじめに自分の情報を登録するだけで沢山の企業からスカウトが来たのでよく使っていたが、(企業側は私宛に応募を歓迎する内容の)スカウトを送っているのに私の情報を全く見ていなかったり、明らかに職務内容がマッチングしていない企業も多かったのが残念だった。また、転職エージェントからのスカウトも多く来たが、企業ダイレクトとの違いが分かりにくい、ので、その辺も明確にしてくれるとありがたいと感じた。

口コミには「希望とマッチしていない求人を紹介される」という内容も目立った。

リクルートダイレクトスカウトは、大手リクルートグループのサービスのため、公開求人数やスカウトの件数が多くある。より多くの選択肢から選べるメリットがある一方で、希望とはやや異なる求人を紹介されることも、必然的に多くなると考えられる。

一方、リクルートダイレクトスカウトには、AIが企業と転職者をマッチングする仕組みがある。このため、希望する企業に対して「気になる」ボタンを押したり、メッセージのやり取りをするなど、行動履歴がシステム上に蓄積されることで、ミスマッチは徐々に減っていくと考えられる。

ハイキャリア求人・高年収案件が少ない

口コミ

40代男性サービス利用年:2021年以前(IT・ソフトウェア・情報処理)

情報システム部門の求人が少ないと感じた

2

一般的なハイキャリアのような高年収の案件が少なく、また事業会社の情報システム部門等の求人情報が少ないと感じました。また、こちらとのやり取り、企業とのやり取り等が機械的な感じがしており、転職回数が5回以上ある私の場合は書類選考が通りにくいと感じました。そのため、他のエージェントサービスを利用して転職することにしました。

リクルートダイレクトスカウトの公開求人数を見ると、年収500万円以上の求人に関してはビズリーチと差はほとんどない。しかし、年収800万円以上、年収1,000万円以上になると、ビズリーチよりも求人件数は少なくなる。

■年収帯ごとの求人件数
年収500万円以上 年収800万円以上 年収1,000万円以上
リクルート
ダイレクト
スカウト
31万6,489件 13万8,092件 6万1,271件
ビズリーチ 31万1,512件 21万2,572件 10万6,540件
JAC
Recruit
ment
2万1,265件 1万5,897件 9,277件
(2024年12月15日現在)

一方でJAC Recruitmentと求人件数を比較すると、リクルートダイレクトスカウトの方がどの年収帯でも圧倒的に多く、ハイクラス向け求人を豊富に有していることが分かる。

ハイクラス求人をより効率的に探したければ、リクルートダイレクトスカウトに加えて他のハイクラス人材向け転職サイトも検討するとよいだろう。

■この記事を読む人におすすめのハイクラス転職サイト
求人公開数 特徴
ビズリーチ 31万7,516件 求人の3分の1以上が年収1,000万以上。企業やヘッドハンターからスカウトが届く
ミドルの転職 33万2,527件 登録者の平均年齢は45歳、30代・40代のミドル専用サイト。求人数が多く、専門分野に精通したエージェントによる支援がある
doda X 6万1,859件 ヘッドハンターや企業からのスカウト以外に、doda X求人紹介担当が企業との間に入りサポートしてくれる
JACリクルートメント 2万1,521件 独自のグローバルネットワークにより、外資系企業や海外進出企業への転職をサポート。英文レジュメ作成や英語面接対策の支援もある
(2024年12月15日現在)

リクルートダイレクトスカウトの良い評判・口コミ

以下は、リクルートダイレクトスカウトの良い評判・口コミの一例だ。

リクルートダイレクトスカウトの良い評判・口コミ

求人数が多い

口コミ

30代女性サービス利用年:2024年(情報、広告・通信・マスコミ)

他の転職サイトと比べて求人数が多い

3

他の転職サイトと比べても求人数は多い方だと感じている。同じ会社でも、多くの職種を取り扱っているなと思った。一人で情報収集をするのは大変だが、求人を眺めているだけでも多くの情報を得られたので、転職を深く考えていない人にも見てほしいと思った。

口コミ

30代男性サービス利用年:2023年(IT・ソフトウェア・情報処理)

行ってみたいと思える求人が多数あった

4

エージェント系の転職サイトとしては、結構多くの仕事があったと思います。仕事内容を見ても自分が行ってみたいと思っている求人は数多くあった印象です。オファーもそこそこあり、複数の企業の方に声をかけてもらったので、最終的に転職しない決断をしたのが少し申し訳ないほど満足しています。また、自分の希望だけではなく金融・IT・コンサルなど幅広い業種の求人を見られた点が非常に良かったです。自分の仕事に関して狭い分野だけで考えていましたけど、そうではない広い視野を持てました。

リクルートダイレクトスカウトの口コミには、悪い評判・口コミがある一方で、「求人数が多い」などの良い内容も数多くある 。

実際のところ、主要なハイクラス人材向け転職サイトの中では、公開求人数がもっとも多い。これは、人材業界大手リクルートグループのサービスであることが関係している。

企業から直接スカウトが届く

口コミ

30代女性サービス利用年:2024年(情報、広告・通信・マスコミ)

何もしなくてもスカウトが来る

4

何もしなくてもダイレクトスカウトが来るところ。自分の志望していない業界や職種からのスカウトも多かったので、「少し話を聞いてみようかな」といった程度で面談ができたのはとてもありがたかった。私はコミュニケーション能力に長けている方ではないので、企業側からアプローチをしてくれるのはやりやすかった。企業にとっても自分の会社の名前を知ってもらうチャンスだと思う。

口コミ

30代男性サービス利用年:2023年(IT・ソフトウェア・情報処理)

自分のレベルを確認できた

4

リクルートダイレクトスカウトで届くスカウトメッセージにおいて、自分が転職出来る企業のレベルについて実際に確認することがしやすかったので良かったです。 雇用のミスマッチがあるといろいろと時間や手間もかかりますから、こういったところで自分のレベルを確認できるのはよいのかと思います。仕事を探す際にはかなり役立ちました。

リクルートダイレクトスカウトの特徴は、企業が求める人材に直接スカウトメールを送れることだ。転職者にとっては、自分のレジュメを見た企業からのオファーを待てばよいため、効率よく転職活動を進められる。

リクルートダイレクトスカウトには、幅広い業界や業種の企業が登録している。新たな仕事内容にチャレンジできる可能性があるため、転職市場における自分の価値を知りたい人にもおすすめのサービスだ。

<本記事で利用した口コミ調査の概要>
調査概要 リクルートダイレクトスカウトの評判に関する口コミアンケート
収集方法 クラウドワークスの登録者・ポイントサイト「げん玉」登録者に対するアンケート
収集期間 2024年12月
回答者総数 71
年代 20代〜60代