ビジネスの場で相手と対等に
ケンカできる英会話力が目標

受講生 太田 賢さん
48歳・大手商社の事業会社勤務

「COCO塾に決めた理由は、経営母体が教育事業でも定評があり、組織もしっかりしているニチイであることと、CMキャラクターが英語も流暢でプロ意識のある伊勢谷友介さんで、イメージがよかったことです」と語るのは、トレーニング機器の輸入販売やフィットネスクラブの総合プロデューサーとして、海外メーカーとの商談などもこなす太田賢さんだ。

太田さんが英語を学び始めたのは1998年。初めてのアメリカ出張で、まったく英語が話せなかったのがきっかけで、帰国後大手英会話スクールに入学。5~6年学んだのち、さらにマンツーマンタイプのスクールにも通い、なんとか日常会話はできるようになったもののビジネス会話への壁が厚く、一度は挫折した、という経験の持ち主だ。ところが、今年またアメリカ出張で商談やプレゼンテーションも行わなければならなくなり、今年一月に入学を決めたという。

「現在、COCO塾・横浜校のビジネスクラスで週に2回のレッスンを受けています。レベルは6の4人クラス。インストラクターが2人つき、こちらが人件費の心配をするくらい(笑)、密度の濃いレッスンです。日常会話で実際によく使われるフレーズを教えてくれたり、実践に即したケーススタディが多いので、実際の仕事にもすぐ役立ちます」

例えば、取材当日はクラスを2つに分け、ある消費財のネーミングや価格のコンペティションをするレッスン。なぜこの名前にしたか、価格設定は妥当か?などをディスカッションすることで、ビジネスの現場にすぐ応用できる内容だ。

「出張も多い仕事だけに、週に2回のレッスンは正直キツイと思うこともあります。ただ、英語は体のトレーニングと同じ。Continuation leads to improvementという言葉がありますが、週2回でようやく現状維持できるし、続けてこそ力になる、と何度も挫折した身から痛感しています。いまは、月初めに手帳にレッスンのスケジュールを記入し、食事や睡眠のようにライフスタイルに組み込むよう努力しています」

現職の前は、ジムのインストラクターをしていただけに、説得力のある言葉だ。

「グローバルビジネスの現場では、どんなにいいことを言っても、英語が話せないと対等に扱ってもらえません。逆に、通訳を介せずダイレクトに英語で商談できれば、細かなニュアンスも伝わるし、交渉力も違ってくるはず。仕事的にも、海外のメーカーに日本のニーズを伝えることで、現在のセールスだけでなく、営業企画的な仕事へ広がる可能性も視野に入れています。将来的には、外国人相手にビジネスでケンカできるようになるのが目標ですね」