無意識のうちに子どもを傷つける言動とは
では、次の10のことをやっていないかチェックしてみましょう。
【子どもがイヤがること・がっかりすること10】
(1)子どもの好きなものに共感しない
自分に興味がないことでも、子どもが楽しそうに話してきたら、しっかり耳を傾けていますか?
(2)子どもの話をちゃんと聞かない、リアクションが薄い
学校の出来事などを話してくれても、忙しさを理由にないがしろにしていませんか?
(3)子どものがんばりを認めない
「これくらい当たり前」と思って、子どもなりの努力を軽く扱っていませんか?
(4)結果だけを見て評価する
テストの点数など、結果ばかりに目を向けて、過程や努力を見落としていませんか?
(5)わかっていることを責めすぎる
子どもが自分でも悪いと感じていることに対して、必要以上に叱っていませんか?
(6)理由を聞かずに決めつける
たとえばケンカなど、背景に事情がある場合でも、頭ごなしに「悪いこと」と決めつけていませんか?
(7)正論ばかりをぶつける
「宿題はやるもの」など、正しいことだけを押しつけて、子どもの気持ちを置き去りにしていませんか?
(8)きょうだいや他の子と比べる
「お兄ちゃんはできたのに」など、他者との比較で子どもを評価していませんか?
(9)「あなたはこういう子」と決めつける
子どもの話を聞かず、過去の印象だけでレッテルを貼ってしまっていませんか?
(10)大人ができていないことを子どもに求める
たとえば自分も忘れものをするのに、子どもを厳しく叱っていませんか?
自分に甘く、子どもに厳しくなっていないか、振り返ってみましょう。
いかがでしたか。無意識のうちに結構、子どものイヤがることやがっかりすることをやってしまっていませんか?
わが子に「ごめんね」と言えているか
以上のリストに書かれていることと逆をやればいいんだと思っていただければ結構です。
まずは騙されたと思って逆にしてください。それを続けることで、すぐに変化が目には見えなくても、子どもが親の声かけを受け入れてくれるようになるのです。
「今は大切なタイミングだから勉強がんばってほしいな」という親の言葉に子どもも行動で返してくれるようになります。どんな子どもでも親は絶対的な存在で、子どもは親から愛されたいと思っています。
だから、小さな子どもは親に甘えるし、思春期の子どもは親をちょっと困らせてみて、親がどんなリアクションをするのか試すこともあります。
そのとき、親が自分にとって都合の悪いことをごまかしてしまうのか。ちゃんと1人の人間として対等に向き合ってくれ、親が悪いときは「ごめんね」とちゃんと言ってくれるか。
そんなちょっとした反応で子どもは自分をちゃんと見てくれているんだなと感じているものです。
ここまでで大事なのは、どれだけ親子間でギャップがあるかに気づくことです。
このギャップを埋めていくと、親が毎日口出しをしなくても、子どもが自ら勉強をするようになります。


