温泉と自然の風に包まれ心身のリフレッシュを――。名湯・草津に開業する新施設で東急ハーヴェストクラブはこんな過ごし方を提案する。新しい「草津の休日」の魅力とは。

日本の会員制リゾートホテルの中でも幅広い支持を集める「東急ハーヴェストクラブ」。1988年の誕生以来、別荘を持つ歓びとホテルで過ごす快適さを共に味わえると好評を博し、今では全国に30施設、約2万8000人の会員を擁する。東急不動産の蛭田俊之氏は「いつでも、誰とでも過ごせて安心感のある滞在先としてご支持いただいています」と語る。

施設のうち1カ所の会員権を持つと全施設を利用できるため、会員の中にはさまざまなリゾート地で滞在を楽しむ人もいれば、お気に入りの地に足しげく通う人もいる。施設を第2のわが家のように感じる人も多いという。「顔なじみのスタッフがいて気のおけない時間を過ごせる、家族とはもちろんスタッフとの思い出も積み重ねていける。そうした面に魅力を感じてくださっているようです」

蛭田俊之(ひるた・としゆき) 東急不動産株式会社 ウェルネス事業ユニット ホテル・リゾート事業本部 ハーヴェスト事業部 統括部長
蛭田俊之(ひるた・としゆき)
東急不動産株式会社 ウェルネス事業ユニット
ホテル・リゾート事業本部
ハーヴェスト事業部 統括部長

今年5月、その最新施設であり、ウェルビーイングなリゾート体験を提供する「東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA」が一般販売を開始した。特筆すべきはその立地環境と、リラックス感にこだわったコンセプチュアルな空間の数々だろう。同施設は日本三名泉の一つ草津温泉に位置し、西の河原公園に隣接。自然に包まれた静かな環境ながら、温泉街の中心にある「湯畑」までは徒歩15分ほどで、散策にも気軽に出かけられる。

施設には随所にこだわりが見られる。「湯の国の悠然なる時に、ひたる。」というコンセプトの通り、湯治の文化が根付く草津らしいくつろいだ雰囲気に。そこで提供されるのは、リラックス以上キュア(治療)未満の、心身共に安らげるひとときだ。「草津町の町民憲章『歩み入る者にやすらぎを 去り行く人にしあわせを』に感銘を受け、その精神を施設造りに生かしました」と蛭田氏。

5万平方メートルもの敷地の中には、客室や共用施設が程よい距離感で配置されている。宿泊エリアは、客室タイプが豊富で大人数でも楽しめる「ハーヴェストクラブ草津」、ペット対応を除いたすべての客室に温泉半露天風呂を用意し、140平方メートル超のシグネチャースイートなど広々とした客室がそろう「VIALA」、そして温泉熱による床暖房や天窓から太陽光を取り込む建築などサステナブルな戸建てタイプの「Retreat green」だ。

共用施設にも、日々の喧噪を離れて心地よく過ごしてもらうための工夫が凝らされている。その代表格が、客室とは別棟になっている「湯屋棟」だ。緑に囲まれた湯屋棟には、万代鉱温泉を引いた露天風呂と鉱石から抽出した温泉成分を満たしたサウナやミストサウナも併設。湯に浸かり爽やかな高原の風に吹かれれば、日頃の疲れをゆっくり癒やすことができそうだ。

「館内には、湯上がりなどに館内着のままでご利用いただける通称“だらだらラウンジ”も造りました。2層吹き抜けの開放的なスペースで、四季折々の自然を眺めながら、心赴くままにだらだらとお過ごしいただけます」

レストランは、ブッフェ、和ダイニング、地元の旬の食材をカウンター席で楽しむ「イノベーティブレストラン」の三つがあり、それぞれ多彩な味わいを楽しむことができるという。

【図1】2層吹き抜けの「ラウンジ」
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【図2】大浴場、サウナを備えた「湯屋棟」
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【図3】万代鉱温泉を引いた露天風呂
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【図4】東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA 外観
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【図5】VIALA客室
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東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA(図4)は広々とした共用エリアが特徴的だ。2層吹き抜けの「ラウンジ」(図1)は、作務衣などの館内着で過ごすことができ「客室を出てもゆったりできます。“だらだらラウンジ”と呼んでください(笑)」と東急不動産ハーヴェスト事業部の蛭田氏は言う。本館から外廊下でつながり木々の中に立地するのが、万代鉱温泉を引いた露天風呂(図3)や大浴場、サウナを備えた「湯屋棟」(図2)である。同施設には三つの会員権があるが、広めの客室に専用の温泉を備えた「VIALA(図5)がお薦めです」と蛭田氏。

※すべて図面を基に作成した完成予想CGであり、実際とは異なります。

首都圏からアクセスしやすい「安らぎの居場所」

数多くある温泉地の中でも、草津は特に首都圏からの交通の便が良いことで知られる。近年は関越自動車道など高速道路や一般道の整備が進み、自家用車の他、高速バスで訪れる人も多い。周辺観光地へのアクセスも良く、例えば草津滞在の翌日は長野県の軽井沢で買い物や食事を楽しむといった過ごし方も可能だ。

改めて説明すると、東急ハーヴェストクラブは、会員権を購入した上で宿泊利用券を持参して利用する仕組み。会員には年間30泊分の宿泊利用券が届き、利用の際は1泊ごとに宿泊料金を支払う。利用券は家族や友人に譲渡することもできる。

不動産所有となるため相続や贈与の他売買もでき、売買の取引件数は年800件超と市場も活況だ。滞在する楽しみと同時に資産としての価値も入手できるのは、一般的なホテルとは大きく違う点だろう。さらには別荘と違って維持管理の手間がなく、温泉大浴場やレストランなどホテルならではの楽しみがあるのも魅力だ。

東急ハーヴェストクラブのネットワーク

「リラックス感に満ちた空間で日々の疲れを癒やし、明日への活力を取り戻す。お客さまにそんな過ごし方をしていただける施設でありたいと思っています」

開業は2027年3月の予定。草津の自然や名湯を生かし、滞在客のリラックス感を最大限に高めることにこだわった「東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA」。心身をリフレッシュできる“安らぎの居場所”を求めている人は、入会を検討してみてはいかがだろうか。

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東急ハーヴェストクラブ担当
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営業時間 10:00~18:00
定休日:毎週火曜日、水曜日