山脇学園【東京都・港区/女子高】
赤坂の地でサンショウウオを研究
後藤さんが学校訪問をしたときには、イモリやサンショウウオなどを研究する「有尾類研究所」の生徒たちが、それぞれ“推し”のイモリを紹介してくれたという。
同校には緑豊かな屋外実験場もあり、サンショウウオを飼育するためのビオトープも造成されている。水温を一定に保つため、井戸も掘る計画があるとか。「近所にはTBSのビルもある都心の一等地なのですが、赤坂にあるとは思えない自然環境を持つ学校です」(後藤さん)「社会に貢献する女性科学技術人材の育成」という明確な理念を持つ同校。文部科学省が科学技術人材育成のために推進する「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定校でもある。「経済学、経営学、心理学などの文系分野でも、データサイエンスなどの視点が求められる時代に対応するために“総合知”を育成しようというのが、同校の基本方針です」(福本さん)
中学校での「サイエンティスト」の授業では、基本的な実験操作の習得とデータ処理、考察力・表現力など、今後の探究活動に必要な考え方やスキルを身につける。
高校ではサイエンスクラスが用意されており、科学英語、データサイエンスなど独自の学習を行うと同時に、より高度な研究活動に打ち込み、その成果を国内外のコンテストなどで発表する。
「施設の充実ぶりも他校の追随を許しません。各種実験室はもちろん、1人1台完備の顕微鏡室、プレゼンテーション用の教室などからなる『サイエンスアイランド』では本格的な実験・研究活動ができますし、イギリスの街並みを模した『イングリッシュアイランド』では校内留学とでもいうべき英語学習が行えます」(後藤さん)




