夫婦げんかを子どもに話す理由
夫と私の間で意見が食い違ったり、家事の分担で夫婦げんかをしたりした場合は、あとでそれを子どもに話すことがあります。子どもたちの前で小さなけんかをすることもありますが、もちろん、全部あけすけに話すわけではありませんし、お互いへの怒りをまざまざと見せるわけでもありません。夫婦でお互いに意見や感じていることなどを伝え合い、最終的に歩み寄って納得できた場合に、「パパとママはなぜ、どんな風に意見が食い違ってしまったのか、どんな話をして、最終的にどうやって歩み寄り仲直りができたのか」というところまでを話します。
違う意見や考え方を持つ人同士でも、共存し、愛し合って一緒に生活できることを、子どもたちにも知ってほしいと思っているからです。だからこそ、親同士の意見の違いや、考え方の違いは、子どもから隠す必要はないと考えています。
意見がぶつかっても解決することはできる
議論したり、口論したりすることは、悪いことではありません。人と意見がぶつかっても、コミュニケーションで解決することはできます。自分の意見や自分の思いを、我慢して溜め込んだりせず相手に伝え、相手の意見や思いも丁寧に聞いて受け止める。そして両者が話し合って、主張したり譲ったりして、折り合いをつけていく。夫婦げんかは、そうしたプロセスを子どもに見せて学んでもらうのに、ちょうどいい機会になるはずです。
ただ、こうした明確な目的があるので、目的に合わないような話し方はしないようにしています。「自分の気持ちをすっきりさせるため」や「自分の味方に引き入れるため」に話すのではないので、一方的に私の主張だけを話したり、夫の悪口を言ったりすることもないよう気を付けています。


