子どもはアレルギー症状が「目」に出やすい
鼻水、鼻づまり、くしゃみなど基本的な症状は、大人も子どもも変わりはありません。ただ、大人と違って、子どもは具体的な症状を言葉で訴えることは少なく、目をこする、鼻をやたらにいじるなど、行動面で花粉症特有の不快感をあらわすことが多いです。
子どもはアレルギー症状が目に出やすく、大人よりもかゆみを感じやすいのが特徴です。そのため、かゆさをがまんできずに、目を強くこすってしまいます。目のまわりは皮膚が弱く、デリケートなため、強くこすると赤み、かゆみが余計に強くなり、炎症を起こしてしまいます。
また、目をこすると角膜を傷つけることになるので、視力などにも影響を及ぼします。
子どもがいつもと違う仕草をしていないか、見てあげてください。具体的に、わが子が次のような行動をしていたら、花粉症を疑いましょう。
【目】
●目をかく
●目が赤く充血している
●目をしょぼしょぼさせている
【鼻】
●鼻水がよく出る
●鼻がつまっている
●鼻をよくすする
●鼻でいびきをかく
【口】
●くしゃみを頻繁にする
●口をよく開けている
また、大人の場合、鼻水がサラサラしていることが多いのですが、子どもは粘り気のある鼻水が出ることが多く、くしゃみよりも鼻づまりの方が起こりやすいです。
そのため、口呼吸をするようになり、口を開けて息をしていることが多く見られます。
赤ちゃんは「皮膚」から食物アレルギーを起こすことも
さらに、子どものうちは花粉症に限らず、さまざまなアレルギーになりやすいとされています。特に赤ちゃんの場合は皮膚から入ったアレルゲンによって、アレルギーを引き起こす可能性が高いのが特徴です。
少しでも皮膚に傷がついていると、そこから異物が混入した場合、拒絶反応が出てアレルギー反応を引き起こすことになります。卵や小麦などの食物アレルギーは、目には見えないサイズの食べこぼしが、皮膚の小さな傷から入ることで起こります。赤ちゃんはちょっとした刺激で皮膚が傷つきやすく、皮膚バリアがこわれてしまうので、親御さんが注意しなくてはなりません。
食べこぼしは衣服に付着するので、親御さんは食事中もエプロンを着けましょう。
子どもを抱っこするときに自分のエプロンをとれば、衣服にアレルゲンはついていないので、安心して子どもに触れることができます。
食物アレルギーになったうえに、花粉症となると、子どもにとてもつらい思いをさせてしまいます。できるだけアレルゲンを避ける生活を心がけることが大事です。


