困ったときに、相談に乗れる親子関係をつくる

子どもの抑うつ・不安が強いとき、子どもの感情に同調したり、ふり回されたりしていると、子どもの気持ちも安定しません。どっしり構え、見守り、不安を受け止めるよう心がけてください。子どもが、家なら休める、家族は自分を見ていてくれる、困ったら相談に乗ってもらえると思えれば、家庭が安全地帯になっているといえるでしょう。「なにがあってもあなたの味方だから大丈夫」というメッセージを伝え続けることが大事です。

【図表6】OKな親子関係
出所=『思春期の子の「うつ」がよくわかる本』(大和出版)P73 イラスト すずきえりな
OKな親子関係

<一貫性のある態度で接する>
世間や常識ではなく、親自身がよいこと、わるいことの判断に一貫性をもたせる。親への信頼につながる。

舩渡川智之『思春期の子の「うつ」がよくわかる本』(大和出版)
舩渡川智之『思春期の子の「うつ」がよくわかる本』(大和出版)

<わかったふりをしない>
親でもわからないときは「わからない」と言って、子どもに伝える。わかったふりをすると、問題を先送りにしてしまう。

<不安があっても本人にぶつけない>
子どもの前ではうろたえないようにする。不安があっても子どもにぶつけない。
自分自身のメンタルコントロールが大事。

<いつでも味方でいる>
どんな困難な状況におちいっても、子どもの安全を守り、子どもの味方でいることを示し、伝えていく。