名刺管理を入り口に営業活動の効率化を実現する企業が増えている。中でも信頼性と使い勝手の両面から人気を集めるのが、Sky株式会社の営業支援 名刺管理サービス「SKYPCE」だ。導入企業は「SKYPCE」のどこに魅力を感じ、どのように活用しているのだろうか。今回は、「AI・データ分析」などのDX事業を軸にIT課題を解決する多様なソリューションを提供する企業、PKUTECHの田村竜太郎様に話をうかがった。

決め手は「UIのわかりやすさ」。5社のサービスから比較検討して選定

当社が営業支援 名刺管理サービス「SKYPCE」を選んだ最大の理由は、UIのわかりやすさです。従来、当社では各従業員が紙のまま名刺を管理していたため、名刺管理サービスを会社として導入するのは初めてでした。そこで、従業員がつまずくことなく利用を始められるよう、使いやすさを重視してサービスを選定しました。

選定時には、同様の機能を備えた5社の名刺管理サービスを比較検討し、機能やコストの面で要件を満たした2社のサービスをトライアル。直感的な操作性と今後予定されている機能拡張への期待から、「SKYPCE」の導入を決定しました。

現在は、社長や役員をはじめ、名刺交換の機会がある部署にアカウントを付与して「SKYPCE」を活用中です。営業だけでなく、人事や採用、総務を担当する部署でも頻繁に利用しています。

株式会社PKUTECH 営業本部:田村 竜太郎様
株式会社PKUTECH
営業本部:田村 竜太郎様

「SKYPCE」の名刺情報とお客様の組織図をチェックし、効率的にアプローチ

「SKYPCE」により会社全体で名刺を共有するようになったことで、名刺の所有状況を体系的に整理できるようになりました。お客様の組織図をWebサイトなどでチェックし、まだ名刺交換できていない部署や部門を洗い出すことで、次なるアプローチ先の選定に役立てています。

例えば「この企業の部署Aで案件を獲得したが、部署Bの方とも名刺交換できないだろうか」「部署Cの担当者に部署Dの方を紹介していただけないか相談してみよう」というように、お客様の組織全体を見て、より効果的なアプローチができるようになりました。実際、当社の開発業務では、ごあいさつをしたお客様から別の部署を紹介していただき、案件を獲得するケースもあります。自社とお客様との接点を可視化しておくことが、さらなる営業機会の拡大につながっています。

また、各案件やお客様の社内担当者を探す際にも「SKYPCE」を活用中です。当社は事業内容によって部署が複数に分かれており、自身が初めてアプローチするお客様でも、すでにほかの部署がやりとりをしている可能性があります。そのため、お客様の名刺を持っている従業員がいないか、事前に「SKYPCE」で検索。以前は社内の担当者を人づてに探す必要がありましたが、「SKYPCE」の導入後は簡単に検索できるようになりました。

紙の年賀状をメール配信に切り替え送付先の更新も効率化

当社ではこれまで、年始のごあいさつとしてお客様に紙の年賀状を送っていましたが、「SKYPCE」を導入したタイミングでメール配信に切り替えることにしました。毎年、手入力で送付先をリストアップし、外部に印刷を発注するなど対応に手間がかかっていましたが、「SKYPCE」なら送付先の選定から配信までワンストップで行うことができます。

配信にあたっては、「年賀メール2024年」といったタグを作成。送付したいお客様の名刺データに付与し、グループ化して管理しています。「SKYPCE」からグループごとにメールを一斉送信できるほか、翌年にまた年始のごあいさつメールをお送りする際は、タグが付与された宛先を抽出して精査すれば、送付リストの更新を効率化できます。

今後は年賀メールだけでなく、プレスリリースを関係者にご案内する際など、さまざまな社外向けの発信に活用していくことも検討中です。

メール配信先のリストをタグで効率的に管理

「活動記録」で商談履歴を管理し営業活動の強化へ

現在、当社が抱えている課題の一つが、商談の議事録管理の効率化です。当社では、商談の進捗や結果をテキストメモに入力し、クラウド上の共有フォルダで月ごとに保管しています。しかし、この方法では案件名や時系列での絞り込み・並び替えができず、後から商談の経緯を確認しようとしても、メモを見つけるのに時間がかかってしまっている状態です。

このような問題を解決するため、商談の議事録を「SKYPCE」の「活動記録」に集約していくことを検討しています。「活動記録」なら社内の担当者やお客様のお名前で絞り込めるだけでなく、案件名や部署名などのタグを付与して管理し、さらに検索性を高めることも可能です。

「活動記録」を用いて商談の履歴をよりわかりやすく整理し、今後の営業活動の強化に生かしていきたいと考えています。

株式会社PKUTECH様
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会社概要
株式会社PKUTECHは、2007年に株式会社天公システムとしてスタートしました。2022年には社名を「Potential」「Knowledge」「Universal」「Technology」の頭文字からなる株式会社PKUTECHに変更。「高い潜在能力と技術力で普遍の価値を創造する企業」を目指しています。

事業内容
「AI・データ分析」「マルチクラウド基盤とセキュリティ」「米国のローコード開発プラットフォーム」という3つのDX事業を軸に、IT課題を解決する多様なソリューションを提供。自然言語処理、AI音声・画像処理などの分野では複数の特許を出願し、独自サービスも展開しています。

営業本部:田村 竜太郎様

所在地:東京都千代田区
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