洗練された形で味に表れる醸造家の情熱。それが感動を生む。

養殖真珠のオリジネーター、日本が誇るハイジュエラーであるミキモトを率いる中西伸一さんと、上海料理をベースにした美しく新しいスタイルの中国料理への挑戦を続ける新山重治さん。“美の提供者”である2人は、ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリームに何を感じるのか――。

こだわりの源は情熱、情熱の源はお客さまの笑顔

ミキモトは、1893年に創業者の御木本幸吉が世界初の真珠養殖に成功して以来、その高い品質により世界中の顧客から選ばれ続けてきた。

ミキモト 代表取締役社長
中西伸一
1955年、兵庫県生まれ。78年、同志社大学を卒業後に渡米し、宝石鑑定士の資格(GIAGG)を取得。82年、ミキモトに入社。2015年取締役営業本部長兼本店長、17年取締役商品本部長を経て、19年代表取締役社長兼商品本部長に就任。

「歴史と実績は、われわれのブランドの大きな資産です」

こう語るのは、2019年に代表取締役社長に就任した中西伸一さんだ。中西さんは大学卒業後にアメリカで宝石鑑定士の資格を取得し、ミキモトに入社。現在も商品本部長を兼務するほどジュエリーに対する情熱とこだわりを持つが、経営者としての冷静な視点も欠かさない。

「品質は大切ですが、それだけではうまくいかない時代になりました。企業としての考え方やコンセプトに加え、社会との親和性を意識してものづくりをする必要があります」

その言葉を象徴するのが、21年発表のコレクション「PASSIONOIR(パッショノワール)」だ。性別を問わず身に着けやすい黒蝶真珠を主役とすることで注目を集めた。

「伝統ある企業で新たな挑戦をするには勇気が必要です。しかし、過去の栄光を維持するだけでは停滞し、埋没してしまいます」

常に念頭にあるのは、お客さま一人一人に対するおもてなしの心と真摯しんしな姿勢だ。

「当社には親子3代にわたるお客さまも多くいらっしゃいますが、世代によって好まれる商品は異なります。新しいコレクションの登場などにより、ミキモトは1億円のハイジュエリーから3万円台のイヤーカフまで扱うブランドになりました。しかし、トップクオリティーは守り抜く。『世界最高の3万円』を提供していることと自負しています」

礼華 青鸞居(らいか せいらんきょ)オーナーシェフ
新山重治
1957年、青森県生まれ。16歳で中国料理の世界に入り、「東條會舘」などで修業。「中国料理 トゥーランドット游仙境」や「魚翅海鮮酒家 筑紫樓」恵比寿本店の料理長を経て2004年に独立し、新宿御苑に「礼華」を開店。日本のヌーベルシノワの草分け的存在で、発想豊かな料理に定評がある。

マスターズドリームと枝豆の春巻きのペアリングに「うまい!」と中西さんがうなる。春巻きのつくり手は、新山重治さん。フレンチのような華やかな中国料理をコース仕立てで提供するヌーベルシノワの第一人者だ。この甘味と苦味が繊細なバランスで調和したビールを、新山さんは発売されてすぐに採用した。

「味わい豊かなマスターズドリームは、心地よい余韻だけが残る。飽きが来ず、ずっと飲んでいられます。中国料理との相性も最高です」と話す新山さんに、中西さんは尋ねる。

「新山さんが中国料理の道に入られたときには、すでに味やイメージが確立されていたはず。新たなスタイルを日本に浸透させるのは、難しいチャレンジだったのでは?」

新山さんはこう返す。

「確かに当時は中国料理といえば脂っこくて茶色いもの、というイメージが強い時代でした。挑戦のきっかけは、若き日に香港に勉強に行き、最先端のスタイルに出合ってとても感動したこと。あの日以来、日本の食材を生かした見た目が美しく、食欲をそそる新しい中国料理を目指し続けています」

ヌーベルシノワの第一人者、新谷さんによる枝豆の春巻き(写真右)は、鮮やかな緑色と雪のように散らした粉チーズのコントラストが美しい。中西さんも「宝石のようですね」と絶賛する。白く輝くアオリイカと紫蘇(しそ)の炒め物(写真左)は、塩味のしっかりしたシーアスパラが味わいのアクセント。マスターズドリームとの相性は、いずれも最高だ。

大胆な挑戦をする中西さんだからこそ、新山さんに共感する部分は多い。2人の情熱は、「世界のどこにもない、心を震わせるほどにうまいビールをつくりたい」というサントリーの醸造家とも重なる。

「マスターズドリームは、やわらかな苦味、深いコク、ほのかな甘味、心地よい香りといった、ビールのおいしい要素が全て凝縮されていますね。醸造家の情熱が、非常に洗練された形で味に表れている。私は、つくり手の熱意こそがこだわりになると思っています。それが完璧に表現されたときに、お客さまの感動を生む素晴らしいものができるのです」とは中西さんの言葉だ。

未来に向かい、日本を輝かせる最高のものづくりの秘訣ひけつ。それは「感動を届けたい」というつくり手の情熱にほかならない。

新山さんの手によって生み出された新しく美しい中国料理を愛でながら、マスターズドリームの余韻を愉しむ中西さん。“つくり手の情熱”をも味わっているかに見える。

うまさを追い求めて実現した醸造家の夢。名店が選んだビール、マスターズドリーム

“心が震えるほどにうまいビールをつくる”という醸造家の夢と情熱のもと、おいしさを追求し素材や製法を徹底的にこだわり抜き、“多重奏で、濃密。”な味わいを実現。名店と言われる数々の飲食店でもそのおいしさに好評を博している。“名店が選んだビール”をご家庭でも愉しんでいただきたいとの思いから3月28日より、缶で新発売中。

【PRESIDENT×dancyu合同企画】

美しい中国料理と輝く真珠、逸品のつくり手2人の情熱にシンクロする感動ビール

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