ビジネスにおいては組織の中心的な役割を担い、家庭ではパートナーと協力して家事や育児に奮闘する働き盛り世代。オンもオフも全力投球の人にこそ、隙間時間を上手に活用した心身のメンテナンスが有効である。パナソニックの「スリムプロ」は、これまでスペースの関係であきらめていたマンション居住者にも勧めたいマッサージチェア。思い立った時にいつでも自宅でセルフケアを行える優れものだ。

時間を有意義に使えるセルフメンテナンス術

ビジネスでもプライベートでも充実した時を過ごす30～40代の働き盛り世代。仕事ではリーダー格として第一線に立ちながら後輩や部下を引っ張り、何かと気を張る場面が多い。家に帰れば、かわいい盛りの子どもの面倒を見ながらパートナーと協力して家事をこなす。そんな八面六臂ろっぴの活躍を見せる中、いつの間にか疲れが蓄積してはいないだろうか。疲労はたまり切る前に解消するのが体調管理の基本。気がついたら疲れ切って動けないなどという状況に陥る前に、適切なケアをこまめに行いたい。

多忙の中で頑張る人こそ、貴重な空き時間を効率的に使ってケアに当ててほしい。例えば、自宅で好きな時に行えるセルフメンテナンスはいかがだろうか。その際ぜひ選択肢に入れたいのが、プロの技を追求したもみ技を備えたマッサージチェアだ。「マッサージチェアは魅力的だけど、ウチはマンションで狭いし設置は難しいだろう」。そうあきらめていた人にぜひチェックしてもらいたいのが、パナソニックの「スリムプロ（EP-MA61）」である。

こだわりのマンション暮らしにこそ勧めたい理由

特に都市部で多いマンションなど共同住宅暮らしの人がいざマッサージチェアの導入を検討する時、大きな障壁となるのが設置スペースや搬入経路の確保だろう。スリムプロはその点を考慮して設計されている。

腕部構造の見直しで実現したボディの横幅約68cmというスリムサイズはマンションにも設置しやすく、リビングや寝室の一角にしっくりと収まる。それでいて座面の幅は約45cmが確保されており、余裕を持って座ることができる。背面から脚部にかけてほぼフラットに近い約170°までリクライニングし、ゆったりとした姿勢でマッサージが受けられる。

パナソニックのマッサージチェア「スリムプロ（EP-MA61）」（医療機器認証番号：303AKBZX00049000　オープン価格）。マッサージチェアでありながら横幅約68cmというスリム設計。リビングや寝室にもすっきり収まるサイズとインテリアに馴染むデザインが特長だ

このサイズはマンションへの導入に際してネックとなりがちな搬入の問題にも対応している。エントランスからエレベーター、自宅の玄関扉まで、標準的な建物であればスムーズに搬入がしやすいサイズなのだ。

サイズの恩恵は自宅内でも感じることができる。標準的な居室の出入り口幅の75cmよりスリムだから、玄関から室内への設置もスムーズ。さらに底面に可動用のキャスターが付いており、例えばリビングから寝室へなど他の部屋に移動させるのも比較的容易だ。

横幅約68cmのスリムプロ。標準的な居室のドア幅ならそのまま通すことができる。底面にはキャスターが付いており、部屋間の移動もしやすいよう配慮されている

サイズだけでなくインテリアに馴染むデザインも、特にこだわりのマンション暮らしの人に勧めたいポイントである。マッサージチェアと聞いて連想するボリューム感を極力排除した、スマートで現代的なルックス。ボディは上質感のあるソフトレザー調。色は今回取り上げたモカブラウン＆アイボリーのほかブラック＆ダークグレーがあり、インテリアの雰囲気に合わせて選べる。温かみのある落ち着いた色みのモカブラウン＆アイボリーは、トレンドの北欧モダンや特に女性に好まれるナチュラルなインテリアにぴったり。ブラック＆ダークグレーならやはり、クールで都会的な部屋やインダストリアルなテイストに合いそうだ。共に暮らす家族にも好印象を持ってもらえるだろう。

最上位モデルのコンセプトを受け継いだ充実のマッサージ機能

スリムでスマートなデザインが特長のスリムプロだが、それでいて充実のマッサージ機能をしっかり備えている点は大きな魅力である。パナソニックには「リアルプロ」というハイエンドなマッサージチェアがある。この最上位モデルのコンセプトを継承しつつスリムボディにしたのがスリムプロであり、厳選されたリアルプロの高機能を味わうことができる。

機能面での大きな特長を3つ紹介したい。まずは、プロのもみ技から学んだという「温感モミ玉」。心地よい温かさ（※1）のモミ玉が、首から腰にかけて円を描きながら上下し、筋肉をくまなくほぐす。頚椎まわりや腰椎まわりなど体の部位によって自動的にもみ方が変わるのも大きい。このぬくもりや柔軟性の高さが、マシンでありながらプロによる施術を受けている気分にさせてくれる。

首から背中、腰にかけてをマッサージする「温感モミ玉」。モミ玉と温感ヒートディスクを一体化したもので、コリの部分に心地よい温かさ（※1）がじんわりと伝わる

※1 ヒーターにより、背もたれの布地を温めるものです。温かさの感覚は、室温、衣類、体型、動作、部位、コースにより異なって感じることがあります。

2つ目が、全身を包み込むよう設置された「エアーバッグ」機能。上腕、前腕、手、骨盤横、ふくらはぎ、足先と各部に設置されたエアーバッグが体をしっかりとホールドする。体のずれを防ぐとともに、人の手の動きのように適宜収縮するエアーバッグ自体の空気圧が効果的に部位をほぐす。

最後は、リアルプロでも人気が高い「足裏・ふくらはぎユニット」を搭載している点だ。足裏のアーチを、最大約11kg（※2）のマッサージ力を持つローラーがグリグリともみほぐす。ふくらはぎはエアーバッグが向こう脛ずねをしっかり押さえつつ、裏側を圧迫してほぐす。疲れを感じやすい足裏と「第2の心臓」とも言われるふくらはぎ。ともに重要な部位を集中してケアすることで、疲れた脚を心地よくほぐしてくれるのだ。

ふくらはぎと足裏まで、疲れた脚をくまなくマッサージ。足裏（左）のローラーのマッサージ力は最大約11kg（※2）と、強力なマッサージ力を誇る。ふくらはぎ（右）は、エアーバッグで向こう脛をホールドしながら、裏から圧迫してほぐす仕組みだ

※2 パナソニック従来機種EP-MA39比、約2.7倍（パナソニック調べ）

デザインも機能もいいとこ取り、それがスリムプロの最大の魅力と言える。家に置くからには、やはり同居する家族にも納得してもらいたいもの。その点、スリムプロならマンションでもあきらめることはないし、インテリア好きのパートナーも了承してくれるだろう。家族でシェアするのも一興だ。もしかしたら奪い合いになるかもしれないが。

仕事帰りに、リモートワーク中の息抜きに、時には洗濯待ちの間に。空き時間を効率的に使ってスリムプロで積極的に疲労をマネジメントし、日々いいコンディションで仕事にも家事・育児にも向かいたい。

（構成・文＝デュウ　撮影＝岩崎美里　スタイリング＝洲脇佑美（インテリア）、土田拓郎（ファッション））