経済学で出てくる数字はそのまま信用してはいけない
紹介する本は、かみくだいて書かれていて理解しやすい「初心者におすすめ」から入って、「読み物としておもしろい!」経済学の本を楽しんでいただき、変化球でさらに知識を深めるという読み方がおすすめです。なかでも一押しなのは、『日常の疑問を経済学で考える』です。この本は、中に出てくるエピソードをきっかけに日常的に疑問を持って自分の頭で考えなさいと言っているのだと思います。『日経TEST 公式テキスト&問題集 2020-21年版』は、過去問を勉強していく中で経済に対する知力が身についてきます。私も2012年頃にテストを何回か受けました。
経済学は、一定の条件のもとにどうなるのかを検証する学問なので、前提条件が変わると、結果が違ってきます。経済学で出てくる数字は、そのまま信用してはいけないというのが基本。何を基準に出された数字で、それをどう考えていくのかを探っていくことが大事です。
※表示価格は、すべて税抜きです。
構成=生島典子 撮影=小林久井(近藤スタジオ)
1952年大阪府生まれ。オフィス・リベルタス創業者。大手証券会社で個人資産運用業務や企業年金制度のコンサルティングなどに従事。定年まで勤務し、2012年に独立後は、「サラリーマンが退職後、幸せな生活を送れるように支援する」という理念のもと、資産運用やライフプランニング、行動経済学に関する講演・研修・執筆活動を行った。日本証券アナリスト協会検定会員、行動経済学会会員。著書に『投資賢者の心理学』(日経ビジネス人文庫)、『定年男子 定年女子』(共著・日経BP)、『知らないと損する 経済とおかねの超基本1年生』(東洋経済新報社)、『お金の賢い減らし方』(光文社新書)など多数。2024年1月没。
