三日坊主の壁を克服する三つのカギ
「今年こそTOEIC®スコア○○点!」と目標を掲げても、思ったように勉強が進まない、購入した教材も放置中という人は多い。学習計画を立てても、飲み会や出張が入れば、遂行困難なことは明らか。そんな英語学習者の実態を、誰よりも把握しているのは、英語学習アプリの企画者たちだ。
シリーズ累計385万ダウンロードを突破している(2018年12月現在)リクルートの英語学習アプリ、「スタディサプリENGLISH」企画・開発チームの調査によると、有料の英語学習教材を利用している人(つまり英語学習に前向きな人)であっても、理想の学習時間(週5~10時間)と現実の学習時間(週1~3時間)のギャップが大きく、つねに「学習時間がない」という課題を抱えている。なかには学習をあきらめてしまう人たちもいる。一方、同アプリのユーザーには、三日坊主や挫折を乗り越えて短期で結果を出す人も多くいる。92%の継続率と平均100点以上のスコアアップを実現しているスタディサプリのユーザーは、一般的な英語学習者と何が違うのか。企画責任者の五月女良平氏によると、結果につながる学習継続には三つのカギがあるという。
一つめのカギは、「学習頻度」にある。[データ1]を見ると、過半数の挫折が3日目と4日目の間に起きていることがわかる。1日学習を休んだ(アプリ不使用)だけの人は8割近くが学習に復帰するが、4日休んでしまうと復帰する人は半分以下に。4日以上間を空けずに学習するのが継続のコツのようだ。
では、忙しい生活の中でどうやって間を空けずに学習すれば良いだろうか? 二つめのカギは「短時間」だ。[データ2]の3日間学習を休んだ人の4日目の行動に注目しよう。4日目も休み続けた場合、22.9%の人は学習に復帰しないが、一方、4日目に3分未満でも学習すれば未復帰率は3.7%に激減する。
「わずかでも、学習時間を生み出すことで学習継続につながることが、このデータから明らかになっています」
最後のコツは一日の中で英語に触れる「回数」。3分からの短時間学習の効果は、総学習時間の確保と高得点化にもつながることが、[データ3]に示されている。
「朝・昼・晩とグラフの山がいくつもある人、つまり細かく何度も隙間時間を有効活用している人のほうが、まとめて夜やろうといった人よりも勉強時間が多くなり高得点化する傾向がありますね。平日の隙間時間をしっかり利用できれば、自ずと学習習慣ができてきます」
1回3分の積み重ねで学習時間確保
これらの分析から、4日以上の間を空けずに、3分ずつでもいいので、隙間時間に学習すると効果が出やすいという示唆が得られた。ではそれに適した教材とはどのようなものなのだろうか?
「スタディサプリENGLISHの『TOEIC® L&R TEST対策コース』は、英単語・熟語、文法、リスニング、長文読解、問題集とトータルにTOEIC®対策ができるアプリですが、ほとんどのメニューが1回3分以内。関 正生先生による講義動画でも5~7分程度です。駅ホームでの待ち時間、ランチの合間など、ごく短い時間で効率よく学べるように設計されています。さらに、アプリを開かない日が続くと、『1レッスンだけでも学習を再開しましょう』などのプッシュ通知でユーザーを応援しています」
わずかな時間を見つけてでも「やろう!」という学習者のモチベーション維持のために、「学習成果の見える化と報酬」の機能も設定している。
「日々の学習時間を明示するとともに、達成度の違いをメダルの色で表すなど、ゲーム感覚で学習が楽しめるようにしています」
結果、同アプリの効果と学習継続率は非常に高い。2019年1月時点でのユーザーの平均上昇スコアは100点以上。92%のユーザーが挫折せずに学習継続できている。さらにパーソナルコーチプラン(専任コーチ付き)での3カ月間の平均の上昇スコアは約120点、96%の人がプランの最後まで継続学習しているというから驚きだ。「なかには400点以上スコアを上げたユーザーもいます」と五月女氏。
一方で、900点超えを果たしたユーザーが継続利用する例も少なくないという。その理由は「楽しいから」。とくに関先生の講義は、感覚で理解していた部分を文法構造で解き明かしてくれると上級ユーザーにも評判だ。もちろん、TOEIC®対策以外にも、英会話など別コンセプトのアプリも用意されている。ビジネスパーソンにぴったりな新アプリのリリースも今後、続くという。学習実績の豊富なデータをもとに開発される新アプリにも注目したい。
“神アプリ”なら1日120分の学習時間確保が可能に!
「TOEIC® L&R TEST対策コース」
アプリ活用で、225点アップ
3カ月間で 400点→625点
千葉県 会社員(40代)
海外出張が決まり、英語を基礎から勉強したいと思いました。『TOEIC® L&R TEST対策コース』はコスパがよく、ほかに類似するサービスがないと思いました。学習時間は、ほぼ電車の中。通勤の時間を有効活用して、往復で45分×2を実践し、家での朝晩、お昼休みのカフェなどで学習し、無理なく1日120分の学習時間を確保しました。問題を解いて、疑問を解決して、講義を聞いて、というステップを繰り返してやっていくことで、実践的な学習ができたと思います。
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