長い人生を先々まで不安なく、思いどおりに生きるための備えは万全だろうか。トーシンパートナーズの専務取締役、千代谷直之氏に、人生の支えとなる物件選びの要諦を聞いた。
千代谷直之(ちよや・なおゆき)
トーシンパートナーズ
専務取締役

仕事から解放され、自由な時間が生まれたら何をするか。趣味に打ち込んでもいいし、夫婦水いらずで長期旅行や社会活動を始めてみてもいい。ただし、そんなバラ色のセカンドライフを迎えるには、相応の準備が必要だ。寿命が延びている一方で、収入源が公的年金のみでは心細い。

「長くなる寿命と先細る収入……このギャップに悩んでいる方にとって、弊社でご提供している収益不動産は有力な選択肢になります」

賃貸用マンションを展開するトーシンパートナーズの専務取締役、千代谷直之氏はこう話す。

公的年金は、主に生活費に充てられる。そこに賃貸マンションの賃料収入が加われば、暮らし向きが少し豊かになるうえ、万一の備えとしても機能し、心に余裕が生まれる。ただし長期保有となればさまざまな心配事が出てくる。空室や借入金利の上昇などがそれだ。家賃が下がるのではないかと心配する声もある。しかし千代谷氏は、「物件によっては、賃料は上昇する可能性もあります」と答える。

「ブランド力のある立地で、人が住みたいと思える物件であれば、時間が経過してもなお、市場価値は高まり、賃料も上昇します。入居者が退去したとしても、需要が高ければ賃料が下がるとは限りません。長年市場を見てきた実感です」

人を魅きつけて選ばれ続ける物件とは

長期にわたって収益不動産が資産価値を保つうえで、立地が重要なファクターとなることは間違いない。

「古くから人気のあるエリアには根強い賃貸需要があります。一方で再開発が進んでインフラ整備がされているエリアは、社宅需要などが生まれ、募集を始めたらあっという間に全室が埋まることもあります。立地に徹底的にこだわることが、成功の第一歩です」

同社の展開する賃貸用マンションZOOM(ズーム)シリーズが入居者から高い人気を得ているのも、駅からの距離や利便性、土地のブランド力などを厳選しているからだ。しかし、ハコをつくれば人が集まる時代ではない。その中で入居者から選ばれる要素とは──その問いに千代谷氏は「それは入居者ニーズを見極める緻密なマーケティングと、その結果に基づいた企画・デザイン性にあります」と話す。

ZOOMシリーズは、物件の建設前から人口動態や賃貸需要などの調査を重ね、想定される入居者層を描く。そして一棟一棟、エリアの特性などを勘案しながら企画している。

「画一化して建築費用を抑える選択肢もあります。しかしコストをかけてでもその地域の特性に合わせて間取りやデザインを最適化したほうが、結局は入居者募集や賃料設定で有利になります。目指すのは、ここで暮らす人々が自分らしく生活に輝きを持って過ごすための普遍的でかつ実用的な住まい。30年後にも愛されるライフデザインアパートメントです」

住みやすさと機能美が同居する“収益力のあるデザイン”に落とし込むためにデザインチームは何度も検討を重ねている。こうした取り組みは、グッドデザイン賞を連続で受賞しているところにも表れている。

ZOOM日本橋浜町
ZOOM芝浦
すべての住居に天井の高い空間をつくり、ロフトを設置。高さにメリハリをつけることで、コンパクトながらもより豊かな空間を提供している。
ZOOM神宮前

購入後も安心が続く充実のアフターフォロー

購入後のサポートの質も問われる。トーシンパートナーズなら、募集や管理などを一任でき、空室や滞納に備えた保証制度も整えている。加えて購入後15年間にわたって内装や住宅設備のメンテナンス費に充てられるポイントを付与する「ZOOMメンテナンスPLUS」を提供する。引き渡しから15年間、修繕費に充当できるポイントがあれば、突発的な設備故障などがあっても負担を軽減でき、マンション経営において先々まで頼れる存在になるだろう。

「根底にあるべきは、お客様が困ったときに、我々がどのように役立てるかということです。長い人生では、思いがけない事故に直面することもあるでしょう。多様なアフターフォローサービスを拡充していくだけでなく、常にお客様の声に耳を傾け、柔軟に対応していけるよう準備しています。その姿勢が、内装の長期保証サービスにもつながりました」

返済中に自身が大きな病気を患う事態についても備えておきたい。「近年は、団体信用生命保険にがん特約を付けることが可能な商品も登場しています。加えて、現在は融資においても歴史的な低金利水準が継続しています。金融機関から借り入れをするのに、有利な環境なのは間違いありません」と千代谷氏は語る。

「いかに自分のお金を使わずに資産をつくるかを考えたとき、低金利で資金調達でき、4%前後の利回りが期待できる東京の不動産市場は非常に魅力的です。退職金などのまとまったお金が入った際に繰り上げ返済すれば、退職後はすぐにプラス収支に転換することも可能です」

借り入れをしてマンションを保有する以上、一定のリスクは生じる。しかし、何もせずに退職を迎えて貯蓄だけで食いつなぐのもまた、長寿の時代にはリスクになり得る。

「40代、50代とは、行動するリスクと行動しないリスクのバランスを考慮して、最善と思える選択をしていく時期。人生を、もっと自分らしく、より輝くものにするためにZOOMシリーズを活用してほしいと願っています。そうした生き方は、まさにZOOMのコンセプトそのものなのですから」